面倒見が良い大学ランキング2023(北海道・東北編)

ランキング
面倒見が良い大学ランキング2023(北海道・東北編)

写真=東北学院大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「面倒見が良い大学ランキング(北海道・東北編)」だ。

1位は東北大学で278ポイント。同大は研究と教育を一体のものと位置づけ、優れた研究に裏打ちされた教育を行っている大学だ。学部を越えた横断的な融合研究を特徴としており、2022年度からは、現代的なリベラルアーツを学ぶ「挑創カレッジ」や、文理融合の少人数クラスで実施される研究型・課題解決型授業「学問論演習」など、意欲ある学生が文理や専門分野を越えて段階的に学修を深めていく仕組みを導入。多様な学生を受け入れ、挑戦を後押しするための奨学金制度も充実。博士後期課程への進学を支援する「グローバル萩奨学金」制度など多彩な制度を用意している。同大は全国編でも、トップの金沢工業大学に次ぐ2位にランクインしている。



2位は国際教養大学で135ポイント。3位は山形大学で24ポイント。4位は秋田大学で18ポイント。5位は北海道大学と室蘭工業大学が17ポイントで並んだ。7位は公立はこだて未来大学で13ポイント。



8位は東北学院大学で11ポイント。私立大学に限れば北海道・東北編のトップだ。同大は学生数が1万1000人を超える、東北最大の私立総合大学。2023年に五橋キャンパスを開設し、仙台市中心部に各学部を集約。多彩な学部・学科の学生が集まることで、それぞれの分野を越えたコミュニケーションの機会を創出し、多様化する時代と世界を生き抜くための文理融合の学びを推進している。また授業外の学びをサポートする空間として、ラーニング・コモンズ「コラトリエ」を設置。レポートの書き方や情報検索、勉強方法などの相談ができる「アカデミックサポートデスク」や、プレゼンや資料の読み方などのアカデミックスキルを学ぶ少人数制の「コラトリエセミナー」など、学びの支援も充実している。

<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、645校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

面倒見が良い大学ランキング2023(北海道・東北編)

最新のランキングはこちら