2022年学部系統別実就職率ランキング(商・経営系)

2022年学部系統別実就職率ランキング(商・経営系)

写真=安田女子大学

商・経営系1位は、実就職率99.3%の長野県立大・グローバルマネジメント学部。2位は実就職率97.4%の安田女子大・現代ビジネス学部、3位は実就職率96.8%の中部大・経営情報学部が続いた。

実践や経験を通して学ぶカリキュラムが、高い就職実績へと導く

2位の安田女子大・現代ビジネス学部は「現代ビジネス」「国際観光ビジネス」と、2020年に設置された「公共経営」の3学科体制。現代ビジネス学科では、学科全員が参加するインターンシップのほか、企業と連携した取り組みを通して、専門職業人として活躍するためのプロジェクト遂行能力やマネジメント能力を高める。国際観光ビジネス学科では、6カ月間のハワイ留学などを通して国際ビジネスや異文化に関する知識、語学力を身につけ、国際的視野とキャリア意識を養う。公共経営学科では、行政・企業・NPOなど多様な組織で新しい価値を創造し、社会の発展に寄与する人材を養成する。

工業大学ならではの設備を活用し、ICT時代のビジネスリーダーを養成

4位は実就職率96.4%の愛知工業大・経営学部。同学部は経営学科に2つの専攻を設置。「経営情報システム専攻」では、工業大学ならではの恵まれたコンピュータ環境を利用して、コンピュータによる情報処理やインターネットの知識と技術、さらには経営的な応用手法を学び、企業経営のビジネスリーダーを養成する。「スポーツマネジメント専攻」では、スポーツを経営の視点から捉えるために、まずは経営学や会計学の基礎を学ぶ。スポーツイベントを企画・運営するなどの活動を通して実践力を身につけるとともに、コンピュータを活用した情報処理能力も高めていく。

少人数でのプロジェクト型学習で、グローバル社会に必要な人間力を磨く

5位は実就職率96.1%の甲南大・マネジメント創造学部(CUBE)。マネジメント創造学科は、多彩な経歴・専門・文化的背景をもつ教員の指導のもと、学際的・国際的な視点と、社会で使えるレベルの英語力を身につけ、多様な視点から課題を捉えて解決するための総合的マネジメント力を養成する。「研究プロジェクト科目」は、行動経済学やマーケティングなどの社会と密接したテーマに対し、学年を超えた仲間と取り組む授業だ。英語教育においては選択制のCUBE独自プログラムを展開。留学やビジネスシーンに必要な語彙力や幅広い知識・スキルを短期間で習得することを目指す。

<表の見方>

医科・歯科の単科大などを除く全国743大学に今春の就職状況を調査。555大学から得た回答(8月15日現在)を基に、系統別に学部実就職率上位校を掲載した。卒業生数が80人未満の小規模な学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは掲載していない。東京大などデータを未公表、または未集計の大学・学部は掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。
各系統は、主に学部名称により分類したため、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していないものがある。例えば、法学科をもつ大学・学部でも学部名に「法」が付かない場合、法学系に掲載していないことがある。
実就職率(%)は、就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100で算出。大学院への進学者数が未集計の場合、実際の数値が掲載している値より高い場合がある。
文部科学省では、就職率を「就職希望者数に占める就職者の割合」で算出することを推奨しているため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。本誌では文部科学省が用いる「就職率」と区別するため、「実就職率」という表記を用いた。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。
大学名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を示す。大学・学部名は現在の名称で掲載している場合がある。所在地は大学本部の所在地で学部の所在地と異なることがある。

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