2022年学部系統別実就職率ランキング(家政・生活・栄養系)

2022年学部系統別実就職率ランキング(家政・生活・栄養系)

写真=聖徳大学

適切な栄養管理で人々をサポートする、信頼される管理栄養士を育成

1位は実就職率100%の新潟県立大・人間生活学部。2位は実就職率98.3%の聖徳大・人間栄養学部が続いた。聖徳大・人間栄養学部は、人間栄養学科(管理栄養士養成課程)として、科学的根拠に基づく栄養指導能力を養い、専門的職業人としての基礎的な知識だけでなく、職業倫理についても学ぶ。また、ゼミなどの学びを通して課題発見力を身につけ、多様な就職先で活躍できる管理栄養士のプロを目指す。管理栄養士(受験資格)、栄養士のほか、栄養教諭一種、中学校教諭一種・二種(家庭・保健)、高等学校教諭一種(家庭・保健)、食品衛生管理者、食品衛生監視員、フードスペシャリスト(受験資格)の資格が取得できる。

国家試験合格はゴールではなくスタート。“活躍できる管理栄養士になる”

3位は実就職率98.2%の名古屋学芸大・管理栄養学部。「全員受験・全員合格」を目標に掲げる同学部は、第36回(2022年実施)の管理栄養士国家試験で、開学以来17年連続となる中部地区第1位の合格者数を達成した。一方で、国家試験合格をスタートと位置づけ、“活躍できる管理栄養士になる”までをサポートする学びを展開。例えば、3〜4年次のカリキュラムに「キャリア支援分野」を設け、医療、教育、行政、福祉、フードサービス、食品メーカーといった将来の進路に直結する科目が選択できる。また、医療領域の学びも充実させ、食と健康のプロとして多様な分野で活躍できる人材を育成している。

4位は実就職率97.4%の愛知学泉大・家政学部、5位は実就職率97.1%のノートルダム聖心女子大・人間生活学部、6位は実就職率96.3%の東海学園大・健康栄養学部が続いた。

2023年春、「食品開発専攻」を新設、2専攻での学びがスタート

6位の東海学園大・健康栄養学部は、2023年4月より「管理栄養士専攻」と「食品開発専攻」の2専攻制となる。新たに誕生する「食品開発専攻」では、栄養の知識に加えて、マーケティングや企画開発などを学び、即戦力となる食のトータルプロデューサーを目指す。「健康」「スポーツ」「スイーツ」の3領域から、自らの興味に合わせた食品開発に携わることができる。卒業後は、医療現場でのチーム医療の一員、学校の食育の担い手、プロスポーツクラブやスポーツ団体で活躍する管理栄養士、食品開発や食品業界のマーケティングなど、さまざまな現場で即戦力となる人を育成する。

<表の見方>

医科・歯科の単科大などを除く全国743大学に今春の就職状況を調査。555大学から得た回答(8月15日現在)を基に、系統別に学部実就職率上位校を掲載した。卒業生数が80人未満の小規模な学部、通信教育学部、2部・夜間主コースのみのデータは掲載していない。東京大などデータを未公表、または未集計の大学・学部は掲載していない。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。
各系統は、主に学部名称により分類したため、学科構成や教育の内容が似ていても掲載していないものがある。例えば、法学科をもつ大学・学部でも学部名に「法」が付かない場合、法学系に掲載していないことがある。
実就職率(%)は、就職者数÷(卒業生数-大学院進学者数)×100で算出。大学院への進学者数が未集計の場合、実際の数値が掲載している値より高い場合がある。
文部科学省では、就職率を「就職希望者数に占める就職者の割合」で算出することを推奨しているため、各大学が公表している就職率と異なる場合がある。本誌では文部科学省が用いる「就職率」と区別するため、「実就職率」という表記を用いた。同率で順位が異なるのは、小数点2桁以下の差による。
大学名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を示す。大学・学部名は現在の名称で掲載している場合がある。所在地は大学本部の所在地で学部の所在地と異なることがある。

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