教育力が高い大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)

ランキング
教育力が高い大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)

写真=筑波大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「教育力が高い大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)」だ。

教育力が高い大学ランキング2022(東京編)はこちら

1位は筑波大学で67ポイント。同大では、「専門智」と「汎用智」がバランスよく結びついた「総合智教育」を実践。学士課程では、まず総合科目「学問への誘い」を入学者全員が学ぶ。この科目を要に、所属する学類・専門学群で定められた専門科目の履修を行い、専門性を掘り下げる。一方、それぞれの学問分野における入門的な内容の「専門導入科目」を多数配置し、9学群・23学類すべての分野の学生が受講できるようになっている。さらに、外国語や情報、体育、国語、芸術といった共通的な科目も用意し、汎用智を涵養する。選択できる科目範囲には自由度があり、自分だけのオーダーメイドな学修計画を作ることができるのも同大の特徴だ。これによって自分の専門分野の位置付けを理解し、さまざまな背景を持つ人々と協働しつつ専門性を存分に発揮することのできる人材を育成している。

2位は新潟大学と神田外語大学が9ポイントで並んだ。
神田外語大学の教育の大きな特徴は、学生が自ら積極的に学ぶ「自立学習」を支援している点にある。近年、その取り組みを行うための施設の充実を図っており、自立学習の中心となる「KUIS 8(8号館)」をはじめ、「SALC(Self-Access Learning Center)」にはあらゆる学びの形に対応する学習スペースを整備。SALCには語学教育専門のラーニングアドバイザーが常駐し、英語の自立学習を個別にサポートしている。中国、韓国、インドネシア、ベトナム、タイ、スペイン、ブラジル・ポルトガルの7つの言語圏の生活文化を代表する建物を忠実に再現した異文化空間「MULC(Multilingual Communication Center)」では、外国人教員や留学生との交流など、日常的に異文化体験ができる。こうしたグローバルな環境が学生一人ひとりの学びを深め、成長を後押ししている。

<関連記事>
2022年進路指導教諭が評価する大学ランキング
教育力が高い大学ランキング2022(全国編)
教育力が高い大学ランキング2022(東京編)
面倒見が良い大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)
就職に力を入れている大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)
グローバル教育に力を入れている大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)
改革力が高い大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)
小規模だが評価できる大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)
入学後、生徒を伸ばしてくれる大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)

<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、624校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

教育力が高い大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京は除く)


最新のランキングはこちら