グローバル教育に力を入れている大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京除く)

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グローバル教育に力を入れている大学ランキング2022(関東・甲信越編 東京除く)

写真=神田外語大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「グローバル教育に力を入れている大学ランキング(関東・甲信越編 東京は除く)」だ。

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1位は神田外語大学で64ポイント。外国語学部は、真の国際教養人としての「コミュニケーション能力」「異文化理解能力」「専門性」を身につけ、国内外でグローバルに活躍する人材を育成する。グローバル・リベラルアーツ(GLA)学部は、「Humanities(人間と文化)」「Societies(社会と共生)」「Global Studies(グローバル・スタディーズ)」の3分野を学習。アカデミックな英語運用能力を身につけ、グローバル社会の課題を多角的に考える力を養う。また、英語を母語としない学生への英語教育において、英語のみで行われる授業は全ての学部・学科・専攻で必修だ。さらに、留学生と日本人学生が英語で日本の歴史、社会、文化などを論じ合う授業があり、自国の文化を英語で語れる国際教養人を育てている。

2位は筑波大学で54ポイント。3位には31ポイントで千葉大学と獨協大学が続いた。
獨協大学は1964年の創立以来、外国語を重視した国際化に対応しうる人材育成の精神が受け継がれ、「語学の獨協」と呼ばれている。英語を含む15言語を全学科で学ぶことができ、英語の授業は、TOEIC®LISTENING & READING TEST(IP)スコアを参考に、習熟度別の少人数クラスで一人ひとりに最適な指導を実施。この「国際社会で活躍するために必要な教育を全学生に」というコンセプトから生まれた「全学共通カリキュラム英語部門(全カリ英語)」では、英語力を高め、「専攻分野+英語」の力を備えた国際人の育成を目指している。また、国際交流(留学)を推進し、協定校は18カ国・地域57大学。奨学金や研修費補助制度も充実している。

5位は東京国際大学で24ポイント。これまでに100カ国・地域からの留学生が学んでいる同大は国内外で評価されている。学生は日常的に外国語に触れられる環境で学び、豊かな国際感覚を育むことができる。また、約50人のネイティブ教員で構成される独自の英語教育組織「GTI(Global Teaching Institute)」を設置し、英語教授法の修士学位を取得した教員が1クラス10人程度の少人数対話型の授業で学生一人ひとりへきめ細かな指導を行っている。さらに、世界約290の協定校への多様な留学プログラムなど、世界で学びたい学生をバックアップする制度が多数用意されている。

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<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、624校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
設置の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

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