面倒見が良い大学ランキング2023(中国・四国編)

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面倒見が良い大学ランキング2023(中国・四国編)

写真=高知工科大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「面倒見が良い大学(中国・四国編)」だ。

1位は高知工科大学で33ポイント。1997年の開学時から、日本初の「クォータ制」を導入。海外大学との互換性を高めるだけでなく、学期ごとの成績を考慮しながらこまめに履修登録を変更できるなどのメリットがある。また、必修科目がなく、興味がある科目を将来の目標に応じて自由に選択し、オリジナルのカリキュラムを作ることができる「全科目選択制」や、学生が夢を叶えるための時間を確保できるように、1日の講義のほとんどを3限までに終了させるなど、先進的な取り組みが特徴だ。さらに、少人数制で教員と学生の距離が近く、1年次から各学生に指導担当教員がついて履修などの指導を行う「指導担当教員制」や「オフィスアワー」の導入にもいち早く着手。学生が安心して学べる環境が整っている。



2位は広島大学で23ポイント。3位は安田女子大学で17ポイント。

3位の安田女子大学は、大学1年次からキャリア科目や講演会など、数多くの進路支援プログラムで学生のキャリアアップをサポートしている。就職活動の具体的な準備について解説・支援する就職ガイダンスを、希望進路別に実施。また、企業向けや資格職向けなど、幅広い進路希望に対応して、学生が自主的に就職活動を進められるように支援している。また、公務員やCA、教職などの分野を志す学生が集う専用学修エリアには、自習スペースや交流ラウンジ、専用図書室を設置し、専門教員による勉強会や個別相談を実施している。このほか就職試験や資格取得、検定対策などの「課外講座」のほか、「公務員試験対策講座」や「小論文対策講座」など、各分野の対策講座も充実している。

<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、645校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

面倒見が良い大学ランキング2023(中国・四国編)

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