全国910進学校の進路指導教諭が選ぶ
イチ押しの大学はここだ！

表Gは「小規模だが評価できる大学」だ。トップは国際教養大、次いで武蔵大、国際基督教大、会津大、金沢工業大、産業能率大の順となった。トップ3はいずれも文系の小規模大学で、2位の武蔵大は“ゼミの武蔵”といわれるほどゼミナール形式の授業が有名だ。4年間必修で学生数が少ないことをメリットに、学生と教員の距離が近い教育を展開している。

表Hは「入学後、生徒の満足度が高い大学」だ。トップは東大、2位が東北大、3位が京大、4位が慶應義塾大、5位が早稲田大だった。毎年のことだが、難易度の高い大学が上位を占める。難関を突破したことで満足度も上がり、第一志望の受験生が多いことも影響しているようだ。

表Iは「入学後、生徒を伸ばしてくれる大学」だ。トップは東北大、2位は金沢工業大で、以下、東大、東京理科大、京大と続いた。東北大は「面倒見が良い大学」「改革力が高い大学」「入学後、生徒の満足度が高い大学」がいずれも2位に入っており、評価が高く人気もある。旧7帝大の中で、もっとも一般選抜以外の募集枠が大きく、入試改革にも積極的だ。