伸びている学校はここだ! 2010年と2020年の大学合格者数を比較 総合第1位は東京都市大付!早稲田大でトップなど難関7大学でランクイン
11大学合計のトップの伸びは各大学で上位にランクインした東京都市大付
表10の中央大では、トップは立川、2位に県立浦和、3位に大宮開成が入った。中央大は理工学部を除いて東京の西部にキャンパスがあるため、ランキング全体では6位の日野台、9位の国立、12位の南平など東京の多摩地区や神奈川の公立校の伸びが目立つ。
【表10】中央大合格者が増えている学校上位20校
表11の明治大では1位川和、2位東京都市大付、3位城北だ。ランキングを見ると、早稲田大や慶應義塾大の増加数ランキング上位20校にランクインしている学校が数多く見られ、早慶と明治大を併願する受験生が多いようだ。上位22校のうち20校が、明治大のキャンパスのある東京と神奈川で占められているのが特徴だ。なかでも、中野キャンパスのを開設した効果で東京の学校が増えている。
【表11】明治大合格者が増えている学校上位20校
法政大(表12)では、大宮開成と朋優学院が75人増で並び、3位は山手学院という結果になった。上位20校中で男子校は1校、残り19校が共学校というのが大きな特徴で、これまで男子のイメージが強かったが女子の受験生が増えてきているようだ。