グローバル教育に力を入れている大学ランキング2023(北陸・東海編)

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グローバル教育に力を入れている大学ランキング2023(北陸・東海編)

写真=名古屋外国語大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「グローバル教育に力を入れている大学ランキング(北陸・東海編)」だ。

1位は名古屋外国語大学で30ポイント。世界で活躍するための語学力、教養、専門性を養う教育で、多言語・多文化共生のグローバル社会で求められる人材を数多く輩出する大学だ。外国人教員や留学生と日常的に交流できる環境が整う「グローバルキャンパス」が大きな魅力。学内には31の国・地域出身の126人の外国人教員が在籍し(2023年度)、さまざまなバックボーンを持つ教員から授業を受けられる。留学生の母語で会話しながら世界の言語・文化・社会を知ることができる「ランゲージラウンジ」や、留学生1人に対して学生2~3人をマッチングしてキャンパスライフをサポートする「バディプログラム」など、外国人留学生と交流を深める機会も豊富に用意されている。



2位は南山大学で21ポイント。西日本唯一のカトリック総合大学として「人間の尊厳のために」を教育モットーに掲げ、豊かな国際性と専門性を併せ持つ人材を育成している。キャンパスを「国境のない学びの場」にするための改革と環境整備を進めており、「世界から選ばれる大学」として経済学や文学など約70科目を外国語で開講する。2020年には外国人留学生と日本人学生がともに暮らし学び合う、国際色豊かな学生宿舎「南山大学ヤンセン国際寮」を開寮。全入居者に年間を通じて提供される「教育プログラム」では、異なる価値観を持つ学生との共同生活や多様化する社会で必要とされるスキルを身につけるための各種アクティビティを提供。共生・協働を大切にするグローバルリーダーを育てている。



3位は名古屋商科大学で15ポイント。国際的に活躍できるビジネスリーダーを育成する同大は、学部教育として国内初の「国際認証」を取得。アクティブラーニングを取り入れた独自の「ケースメソッド教育」は、世界標準の経営教育として高く評価されている。企業現場の経営課題を自らの視点で詳しく分析し、学生同士のディスカッションやグループワークで「正解のない議論」を行うことで理解を深めながら、課題発見力や意思決定力を養っている。また、学生の語学レベルや目的に合わせた多彩な海外留学プログラムも魅力。世界59カ国164校の提携校への「交換留学」は、提携先の授業料免除に加え、渡航費も支給。留学先で取得した単位も認定されるなど、世界に挑戦する学生を積極的に後押ししている。

<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、645校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

グローバル教育に力を入れている大学ランキング2023(北陸・東海編)

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