芝浦工業大学が2020年度から、システム理工学部2学科で1年生前期に「データサイエンス科目」必修化

教育 大学プレスセンター
芝浦工業大学が2020年度から、システム理工学部2学科で1年生前期に「データサイエンス科目」必修化

実課題の例(1) 自動運転

 

~ VUCA時代をにらんだ工学リテラシーを養う実践教育 ~

芝浦工業大学(東京都港区/学長:村上雅人)は、システム理工学部機械制御システム学科と環境システム学科の2020年度入学生から、1年前期に「データサイエンス科目」を必修化する。入学したての1年生にデータサイエンス科目を必修とするのは、VUCA*1時代の工学リテラシーであるデータサイエンスを共通的な素養として入学の段階で身につけさせるため。

データサイエンス科目では、実課題のデータを用いることでPBL教育(課題解決型学修)を実施する。データサイエンスに必要なデータの作り方と、データ分析に必要な基本的な原理・技術を学ぶことで、データサイエンスの一連のプロセスを学修する。

ポイント

1)機械・都市・環境・建築に関わるデータをSoS(System of Systems)の視点で分析
2)2学科の学生の混成によるグループワーク
3)自動運転、コネクティドカー、防災・減災、エネルギーなどの実課題を想定したPBL教育

*1 VUCA: Volatility,Uncertainty,Complexity,Ambiguityの頭文字

芝浦工業大学が2020年度から、システム理工学部2学科で1年生前期に「データサイエンス科目」必修化
実課題の例 (2)防災・減災