横浜市立大学が2020年4月、大学院「データサイエンス研究科」を開設予定 ─ データの新たな価値を社会実装する高度人材を養成

教育 大学プレスセンター
横浜市立大学が2020年4月、大学院「データサイエンス研究科」を開設予定 ─ データの新たな価値を社会実装する高度人材を養成

横浜市立大学(学長:窪田吉信)は、2020年度の大学院データサイエンス研究科開設に向け、4月23日、文部科学省に設置届出を行った。

同大は、2018年4月に首都圏初となるデータサイエンス学部を開設し、いち早くデータサイエンス人材の育成を開始。このたび学部との接続に加え、社会が求める高度なデータサイエンティスト育成のために、大学院データサイエンス研究科の開設に着手する。

同研究科は、Society5.0に向けてIoTやAIなどの先端技術を用いてデータを解析・活用し、社会にイノベーションをもたらすことのできる高度なスキルと実践力を持つデータサイエンティストの育成・輩出を目指す。

特に医学部を有する総合大学として、複数分野の領域横断的な研究力を基盤に、予防・医療・介護といったヘルス分野においてデータをもとに政策決定のできる実践的人材の育成に取り組む。

本研究科の特徴

1. 医学部、データサイエンス学部を有するわが国唯一の総合大学として、データサイエンス教育の基盤を有する
2. データサイエンスに必要なプロセスを一連かつ網羅的に体験・習得できる教育カリキュラム
3. 行政や企業と連携して実社会から求められるデータサイエンティストを育成

概要

・研究科名称
 データサイエンス研究科 Graduate School of Data Science
・専攻名称
 データサイエンス専攻(博士前期課程) 入学定員 20名
 データサイエンス専攻(博士後期課程) 入学定員 3名
 ヘルスデータサイエンス専攻(博士前期課程) 入学定員 12名
・設置時期
 2020年4月(予定)
・研究科サイト
 https://www.yokohama-cu.ac.jp/ds/

 横浜市大記者発表資料