~マーク・ザッカーバーグ氏らがつくったブレークスルー賞財団主催、13歳から18歳までの学生が対象の世界的な科学動画コンテストに~
国際高等専門学校(金沢市)2年生が「Space Debris 」(宇宙ごみ)をテーマに全編英語のYouTube動画作品を制作。マーク・ザッカーバーグ氏らがつくったブレークスルー賞財団が主催する、13歳から18歳までの学生が対象の世界的な科学動画コンテスト「Breakthrough Junior Challenge」に応募した。YouTubeでは、”This is amazing, It’s very informative, creative and fun to watch.”(すごいね。 とても参考になるし、クリエイティブで見ていて楽しい)といった、さまざなコメントが寄せられている。
国際高等専門学校 国際理工学科2年のアファフ・アラーさんが、科学動画コンテスト「Breakthrough Junior Challenge」向けに全編英語の動画作品「Space Debris 」(宇宙ごみ)を制作した。YouTubeでは、”I loved how you used simple yet creative ways to get to the point”(シンプルかつクリエイティブな方法で要点をまとめているところが気に入りました)、”This is amazing, Afaf! It’s very informative, creative and fun to watch.”(すごいね、アファフ。 とても参考になるし、クリエイティブで見ていて楽しい)といった、さまざまなコメントが寄せられている。
Breakthrough Junior Challengeは、Facebook CEOのマーク・ザッカーバーグ氏らがつくったブレークスルー賞財団(Breakthrough Prize Foundation)が13歳から18歳の学生を対象に実施している、世界的な科学動画コンテスト。物理学、数学、生命科学の分野でのビッグアイデアを3分以内のオリジナルのビデオ作品にまとめるもので、ナレーションも含めすべて英語で書かれていることが応募条件となっている。作品は、Engagement、Illumination、Creativity、Difficultyという4つの基準で審査され、当選者は11月頃発表される予定。
- 【アファフ・アラーさんの「Space Debris 」について】
- Space Debris(宇宙ごみ)とは、宇宙空間に存在する人為的な物体のうち、その実用性が失われたものを指す。機能していない衛星や、地球の軌道上に放置されているロケットの部品などがこれにあたる。
アファフ・アラーさんは、このままでは衝突・破壊の連鎖によって宇宙ごみが爆発的に増え、宇宙開発が脅かされる”ケスラーシンドローム”になることをデモンストレーションやアニメーションを使ってわかりやすく説明。解決策を見つけるのは皆さんかも知れない、興味を持ち続けよう、と締めくくっている。
※当作品の制作過程については以下の国際高等専門学校「白山麓ジャーナル」で紹介されています。
あわせてご覧ください。
https://www.ict-kanazawa.ac.jp/journal/14726/