城西大学薬学部医療栄養学科の学生と大学院生が考案した「スタミナメニュー」をAmazon物流拠点の食堂で販売

城西大学薬学部医療栄養学科の学生と大学院生が考案した「スタミナメニュー」をAmazon物流拠点の食堂で販売

城西大学(埼玉県坂戸市けやき台、藤野陽三学長)薬学部医療栄養学科の学生と大学院生が考案した「スタミナメニュー」4品が、大学近くのAmazon物流拠点「坂戸フルフィルメントセンター(FC)」(坂戸市西インター)で12月21日に限定販売された。

坂戸フルフィルメントセンター(FC)は関越自動車道坂戸西インターそばに2020年秋に完成。城西大学と坂戸フルフィルメントセンター(FC)との”コラボイベント”は、同FCの食堂を運営する会社に医療栄養学科の卒業生が管理栄養士として働いていることがきっかけで実現。7月15~17日に行われた第1弾は「夏の元気メニュー」と銘打って、地元食材を使用した「桂木ゆず油淋鶏」「コラーゲン牛すじカレー」など7品を限定販売した。7品のうち「コラーゲン鶏すき焼き」はレギュラーメニューに”昇格”した。

今回の”コラボ”には、学生と大学院生8人が参加しました。”Holidayを乗り切る”「スタミナメニュー」と銘打った料理は、「ナッツ香る レバー黒酢野菜炒め」「食物繊維たっぷり 低GIチーズタッカルビ」「AmaDon」「豚バラと舞茸の和風油パスタ」の4品。「ナッツ香る レバー黒酢野菜炒め」はカシューナッツのビタミンB1、B2が多く含まれている。「食物繊維たっぷり 低GIチーズタッカルビ」は消化吸収がゆるやかで、血糖値の上がりにくい低GIチーズを使用。Amazonにひっかけた「AmaDon」はチキンライスをベースに上に乗せたエビフライでAmazonのスマイルマークに見立てた。また、「豚バラと舞茸の和風油パスタ」は、ごま油と豚バラのこってりさにめんつゆを入れることで、コッテリ&サッパリの絶妙な味に仕上げた。「スタミナメニュー」を謳っているが、健康にも配慮したメニューになっている。学生と大学院生はそれぞれの料理のポスターを自作してPR、1日限定ながら464食を販売した。

「AmaDon」を考案した学生は「コンセプトは私の好物のお子様ランチでした。ネーミングは覚えやすく、キャッチャーなものにしました。初めてのメニュー考案で大事にしたのは『遊び心と自己表現』です。自分の考えやアイデアを形にし、それを評価していただけたのは、今後の人生においても糧になる経験でした」と感想を述べた。「豚バラと舞茸の和風油パスタ」を考案した学生は「メニューを考えている際は、見栄えやコンセプトがあまり決まらず不安な気持ちでいっぱいでしたが、実際にメニューとして採用された時はとてもうれしかったです。メニュー開発に携われて、将来の進路や今まで見えなかったものが見えたので、今後も少しずつ様々なことに挑戦していきたい」と意気込みを述べた。

城西大学と坂戸フルフィルメントセンター(FC)は今後も地域貢献を目的にコラボレーションを検討していく方針。