甲南大学が2024年4月にグローバル教養学環を新設–ポストコロナを見据えグローバル教育を加速化

大学改革
甲南大学が2024年4月にグローバル教養学環を新設–ポストコロナを見据えグローバル教育を加速化

甲南大学(兵庫県神戸市/学長:中井伊都子)は、2024年4月に「グローバル教養学環」を新設し、学部等連係課程制度を活用した「グローバル教養学位プログラム“STAGE”」を開設する(設置構想中)。「人物教育の率先」「世界に通用する紳士・淑女たれ」という建学の理念を掲げて培ってきた、これまでのグローバル教育の伝統と実績を生かし、新たな革新による魅力あるグローバル教育の更なる展開をはかる。

新たに開設するグローバル教養学位プログラム”STAGE”は、「Special Track for Accelerated Global Education」の頭⽂字をとった略称で、グローバルキャリアを志す1学年定員25名のための特別なプログラムだ。

STAGE生(グローバル教養学環生)は、4年間で異なる⾔語圏での学習や⽣活を経験する「複数⾔語圏へのダブル留学」を通して、複数の言語運用能力と異⽂化調整能力を涵養する。グローバルやローカルの課題に対する問題意識や関心を掘り下げ、留学中の学生と国内の学生がオンラインを活用してリアルタイムに議論する。また、「国際理解」「社会科学」「データサイエンス・AI」「実践的な課題解決に取り組むプロジェクト」等、文理横断的な知識や技能を学び、企画立案力、提案力を備えることで、グローバル社会又は地域社会の持続的な発展に貢献し、活躍するために必要なグローバル教養を身につける。