中央大学が都心に新キャンパス開校

大学改革
中央大学が都心に新キャンパス開校

写真=茗荷谷キャンパス外観

中央大学が、2023年4月に東京都心に3つの新キャンパスを開校した。茗荷谷キャンパスには法学部全学年および大学院法学研究科を、駿河台キャンパスにはロースクールとビジネススクールを移転し、小石川キャンパスは体育施設として利用される。中央大学は、2015年に策定した中長期事業計画「Chuo Vision 2025」に基づき、東京都心に新キャンパスを開校することを計画していた。

3月30日には茗荷谷キャンパスで合同開校式が行われた。大村雅彦理事長は、開校にあたっての謝辞を述べ、中央大学の歴史と新キャンパスを紹介した。また、河合久学長は、今回の新キャンパス開校に伴い、多摩と都心の2大キャンパス展開のもと、総合大学として中央大学をさらに発展させる決意を表明した。

茗荷谷キャンパスと小石川キャンパスは、文京区や近隣大学との連携を図り、蓄積した知見を地域へ還元することで、地域貢献を目指す。また、駿河台キャンパスでは、2つの専門職大学院の連携を強化していく計画だ。

中央大学は、都心と多摩の2大拠点を実現することで、今後さらに充実した教育を展開していく方針を明確にしている。