小規模だが評価できる大学ランキング2023(九州編)

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小規模だが評価できる大学ランキング2023(九州編)

写真=立命館アジア太平洋大学

多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。全国の進学校2000校に、進路指導教諭おすすめの大学についてアンケートを行った。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計しランキングを作成した。今回は「小規模だが評価できる大学(九州編)」だ。

1位は立命館アジア太平洋大学で74ポイント。「学生の50%を留学生に、出身国を50カ国・地域以上に、教員の50%を外国人に」の構想のもと、多文化環境の中で学ぶ教育を展開。2023年4月には「サステイナビリティ観光学部」を新たに開設した。初年次教育では、アカデミックスキルや学ぶ姿勢を身につける「スチューデントワークショップ」、国内学生と国際学生がともに学ぶ「多文化協働ワークショップ」など、グループワークを通した学びを提供。さらに「ピア・ラーニング(協働学習)」を重視し、後輩学生の学びを補助する「TA(Teaching Assistant)」や、APハウスでの生活をサポートする「RA(Resident Assistant)」など、学生同士が教え合いながら成長する機会が多数用意されている。



2位は福岡女子大学で44ポイント。3位は九州工業大学で42ポイント。

4位は福岡工業大学で34ポイント。「情報」「環境」「モノづくり」の3分野を主体に丁寧な教育を実践している福岡工業大学。さまざまな資格の取得を支援しているほか、表彰制度などを設けて学生のやる気を伸ばしている。また、就業力を高めるためにカリキュラムを工夫し、海外研修のプログラムにも力を入れている。各学科・学年ごとに担当教員がつくクラス担任制を敷いており、日々の学修や学生生活に関する相談やサポートを実施。また、学修支援センターでは、主に数学やレポート作成、英語、物理などに関する学修相談窓口「TIT-in サポート」を設置しているほか、教員や大学院生のTA(ティーチング・アシスタント)が助言する「学生授業サポート制度」など、学生が安心して学べる環境が整っている。



5位は北九州市立大学で24ポイント。6位は宮崎公立大学で19ポイント。7位は長崎県立大学で18ポイント。

8位は中村学園大学で9ポイント。「入学前教育」や「ラーニングサポートセンター」などの学修支援のほか、「スチューデントジョブ」といった特徴的なキャリア支援プログラムを展開。入学から卒業まで、学生の夢を実現するさまざまな支援体制が整っている。資格取得や国家試験などの対策にも力を入れており、栄養科学部栄養科学科では2023年管理栄養士国家試験において受験者数228人のうち205人が合格。合格者数では全国第2位の実績で、2023年3月卒業生の就職決定率は99.1%と、九州トップの就職実績を維持している。また、教育学部は2023年度小学校教員採用試験において143人中134人が現役で合格。現役合格率93.7%と九州私大No.1の実績を誇る。

9位は崇城大学で6ポイント。1949年創立の同大は、建学の精神「体・徳・智」のもと、教員1人あたり学生数3〜7人という徹底した少人数教育を展開。「いのちとくらし」に関わる科学技術を通して、地域社会に貢献する人材を育成している。各分野における多様な施設も特徴で、熊本空港隣接の「空港キャンパス」では、全国の大学で初となる一貫したパイロット養成教育を行うほか、国土交通大臣指定航空従事者養成施設として航空整備士の養成を推進。学生の自由なものづくりを支援する「ものづくり創造センター(SUMIC)」や、外国人講師が少人数で英語教育を行う「SILC」、授業時間外にも自由に英語学習ができる自律学修センター「SALC」など、学生の夢の実現を後押しする施設が充実している。

<表の見方>

全国の約2000進学校を対象にアンケートを行い、645校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。

 

小規模だが評価できる大学ランキング2023(九州編)

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