フェリス女学院大学が「2023年有名企業400社実就職率ランキング」で神奈川県の私立大学で1位、全国女子大学で6位にランクイン

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フェリス女学院大学が「2023年有名企業400社実就職率ランキング」で神奈川県の私立大学で1位、全国女子大学で6位にランクイン

フェリス女学院大学(神奈川県横浜市/学長:荒井真)は、大学通信により発表された「2023年有名企業400社実就職率ランキング」で、神奈川県の私立大学では2年連続で1位となった。全国女子大学では6位にランクインしている。

就職課では、ガイダンス、低学年向けキャリア講座、企業見学会、業界研究講座、自己分析講座、模擬面接講座、学内オープンセミナー(フェリス生対象の企業説明会)など学生のニーズに合わせたセミナーを開催している。学生にとって、キャリア形成を考える場が日常的にあり、視野に入りやすい環境だ。個人相談では、漠然とした悩みや小さな疑問にもスタッフが親身に対応し、応募書類作成の場面では、添削ではなく対話によって経験の言語化を支援を行っている。

2021年度からは就職課主催で卒業生ほか社会人を繋ぐ場として「キャリア研究会」を定期的に実施。トークセッションやワークショップにより、学生が自分のキャリアを考え、アウトプットできる機会を増やしている。

授業科目では、1年次から4年次まで段階に応じて選択できる「キャリア形成の理解」「キャリア系の知識を深める」「社会人基礎力の実践」「キャリア実習」(短期インターンシップ、長期インターンシップ)など、全学部・学科対象のキャリア科目がある。2023年度は、自身の意思決定に影響を及ぼしている社会構造をジェンダーの視点から理解し、卒業後のキャリアを考える「女性とキャリア」、デザイン思考などフレームを用いて、どのような展望を持って生きていくのが最も自分にとって納得感が高いかを考える「キャリアデザインとウェルビーイング」を新設した。

全学部学科横断型の副専攻「ジェンダーとキャリア」(2023年度開設)ジェンダー・スタディーズ・コースでは、学部の枠組みを超えたジェンダー論の専門家が集結し、女子大だからこそ可能なジェンダー教育を提供する。人権・政策・文化・社会保障など多様な側面からジェンダーを学び、現代社会への理解を深めることができる。実践型のジェンダー・キャリア・コースでは、同大のOGや地域で活躍する女性リーダーから新しいリーダーシップを学び、他者と協力して問題を解決するスキルを育成する。

2022年度の就職決定率は98.9%だった。就職決定先に対する満足度も、「大変満足」「だいたい満足」と回答した割合が97.9%となっている。一人一人の状況を把握し、進路決定まで個別の支援を継続することが学生の「納得」度の高さに繋がっている。

■全学部対象のキャリア科目(2023年度開講例より抜粋)
授業科目名 テーマ
 キャリア形成の理解1 キャリアデザインの基礎知識と実践演習
 キャリア形成の理解2 グループワークから”働くこと楽しさ”&”自分の強み”を知る
 キャリア系の知識を深める1 消費経済を学ぶ
 キャリア系の知識を深める2 日韓企業の経営分析
 キャリア系の知識を深める3 大変化時代のキャリア・デザイン
 社会人基礎力の修得と実践1 プロジェクトマネジメント入門・働き方を管理する
 女性とキャリア 女性のキャリアについて多面的に考える。
 キャリアデザインとウェルビーイング