東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元

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東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元

~ 2020年1月5日より代官山ヒルサイドフォーラムにて『夢の実現』展を開催 ~

東京造形大学(所在地:東京都八王子市、学長:山際康之)は、レオナルド・ダ・ヴィンチの没後500年目を記念し、2020年1月5日(日)より展覧会「夢の実現」展を代官山ヒルサイドフォーラムにおいて開催する。同展は、レオナルド・ダ・ヴィンチの絵画、彫刻、建築、工学系発明品等の未完作品約30点を最新の研究や技術を駆使して現代に復元し、展示する世界初の試みである。

展覧会会期中には、ヤマザキマリ氏(東京造形大学客員教授)のトークイベントのほか、茂木健一郎氏が参加するシンポジウム、アントネッロによる音楽イベントなど、レオナルドが生きた時代やルネサンス美術など、ダ・ヴィンチに関連した多数のイベントを開催する。

「Zokei Da Vinci Project」は、「ダ・ヴィンチの絵画全16点を本来の姿で見てみたい」「当時の技術では実現できなかった発明品を500年後の今の技術で実現したい」という願いでスタートした。同プロジェクトは、ダ・ヴィンチ研究の第一人者であり、本展の監修を務める池上英洋(東京造形大学教授)を含めた7名の指導教員のもとに、同大の学生、大学院生、卒業生約100名が集結し、東京造形大学が創立50余年の中で培ってきた「知と技能の蓄積」と「固定観念にとらわれない、柔軟な発想力を育てる」という方針のもと、全学をあげて復元作業に挑戦してきた。

同展はその集大成として、復元した作品群を一堂に展示するものであり、ダ・ヴィンチがかつて描いた夢を教員と学生によって現代に再現する試みであり、まさしく「夢の実現」となる。

東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元

「夢の実現」展 メインビジュアル

 

「夢の実現」展 概要
【名 称】 ダ・ヴィンチ没後500年 「夢の実現」展
【期 間】 2020年1月5日(日)~2020年1月26日(日)
【場 所】 代官山ヒルサイドフォーラム(東京都渋谷区猿楽町18-8 代官山ヒルサイドテラスF棟)
【主 催】 学校法人桑沢学園 東京造形大学
【後 援】 イタリア大使館、イタリア政府観光局、イタリア文化会館、公益財団法人日伊協会
【総意匠数】 復元絵画作品16点、復元彫刻作品1点、復元建築作品2点、復元工学系発明品12点(予定)、その他展示
【公式サイト】 http://leonardo500.jp/
東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元
復元中の作品(1)<ラ・ジョコンダ(モナ・リザ)> 左:復元中 右:現状
東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元
復元中の作品(2)<聖ヒエロニムス> 左:復元中 右:現状
東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元
復元中の作品(3)<最後の晩餐> 左:解析中 右:CG中
東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元
復元中の作品(4)「スフォルツァ騎馬像」左:ダ・ヴィンチのスケッチ 右:復元中
東京造形大学「Zokei Da Vinci Project」が世界初、未完のダ・ヴィンチ作品など約30作品を復元
復元中の作品(5)「大墳墓計画」左:ダ・ヴィンチのスケッチ 右:CG