拓殖大学外国語学部に2020年4月、新学科「国際日本語学科」が誕生

教育 大学プレスセンター
拓殖大学外国語学部に2020年4月、新学科「国際日本語学科」が誕生
【本件のポイント】
1.拓殖大学(学長:川名明夫)外国語学部に新学科「国際日本語学科」が誕生
2.国際学部国際学科および外国語学部英米語学科の2学科で定員増を予定

拓殖大学外国語学部に新学科「国際日本語学科」が誕生

日本語で、伝える、教える、切り拓く。
外国語学部だからできる新しい「日本語」の学びを。
世界中から親しまれ、高い評価を受けているマンガ・アニメなどに代表される日本の現代文化。
それらのソフトパワーが推進力となって国際性を高めつつある日本語。 国際日本語学科は、そうした新たなステージに立った日本語を重層的に学習し、その結果得られた知識や運用力を生かして、国際社会で活躍する人材の育成をめざします。

1.新学科概要

(1)名称 外国語学部 国際日本語学科(英名:Department of Global Japanese Language)
(2)定員 50名
(3)学位 学士(日本語)

2.国際日本語学科の特徴

(1)養成する人材像
日本語で考え、表現する力と国際感覚を身につけ、国際社会に向けて「日本の良さ」を発信できる人材を育成する。

(2)修得できる能力

外国語学部の実績を活かし、海外に向けて情報発信する力や国際感覚を育む。海外の人が持つ日本への知的欲求に十分に応えられるだけの「高い日本語能力」を養うとともに、「日本文化への理解」を深め、日本に関する専門性を軸に、グローバル社会のさまざまなフィールドで通用する実践力を身につける。

(3)国際日本語学科学びの特色

・すぐれた日本語の使い手(コミュニケーター)を目指す
・外国語(英語、中国語、スペイン語)の力も身につく
・日本語・日本文化のよき発信者を目指す
・課題発見を主導するリーダ-シップを身につける

(4)八王子国際キャンパスでの学び
外国語学部国際日本語学科は、外国語学部・国際学部・工学部の拠点である八王子国際キャンパスに開設される。多くの留学生が在籍する八王子国際キャンパスでは、日本人学生と留学生がともに学び、意見を交わせる教室環境のほか、日本人学生・留学生混住型学生寮での生活など、さまざまなところに異文化間コミュニケーションがある。

また、キャンパスのある八王子市は、居住者、留学生、高尾山来訪の観光客など、多くの外国人が集まる国際色豊かな都市で、キャンパス外での国際交流実践の場も豊富。八王子国際キャンパスは、グローバルな学びの環境を提供する。

3.拓殖大学の日本語教育

(1)実績
拓殖大学の日本語教育は半世紀を超える実績があり、多くの卒業生が国内外で日本語教師として活躍している。海外との提携先は22ヵ国・地域の52大学・機関におよび、学内には毎年1,000人程の留学生を迎えている。「世界にいちばん近い大学へ」を合言葉に、国際交流と留学生教育に取り組んでいる。

日本語学校の教職員が選ぶ留学生に薦めたい進学先に贈られる「日本留学アワーズ」の東日本私立大学文科系部門を4年間連続受賞(2016~2019年8月一般財団法人「日本語教育振興協会」主催)。

(2)日本語教育の歴史
拓殖大学の日本語教育は、1961年にインドネシア政府派遣留学生を受け入れたことからはじまり、その8年後の1969年には、日本語教師養成講座を開設。これまでに多くの日本語教育の専門家を送り出しています。

既に設置している別科日本語教育課程、大学院言語教育研究科(日本語教育学専攻)、日本語教育研究所との連携協力により日本語教育の発展に貢献する体制を強化拡充している。

4.外国語学部英米語学科および国際学部国際学科の定員増について

(1)外国語学部英米語学科 100名から130名(30名増)
(2)国際学部国際学科 300名から350名(50名増)

■国際日本語学科について(公式ページ)
https://www.takushoku-u.ac.jp/summary/dgjl.html

■外国語学部英米語学科および国際学部国際学科の定員増について(公式ページ)
https://www.takushoku-u.ac.jp/summary/del-dis-up.html