神戸女学院大学から航空業界に29名が内定

神戸女学院大学から航空業界に29名が内定

神戸女学院大学(兵庫県西宮市)はコロナ禍以前より航空業界への就職に高い実績を誇ってきた。2023年度卒業予定の4年生のうち29名が、JALスカイ、ANA関西空港、フジドリームエアラインズなどに客室乗務職・グランドスタッフ等として内定している(2022年10月1日時点)。

神戸女学院大学キャリアセンターでは、3年生を対象に「KCエアラインスクール」を開講。元客室乗務職のプロ講師が、企業情報や選考対策を分かりやすくレクチャーし、参加学生からも好評を得ている。かつてより航空業界に就職する学生が多く、現在も多数の卒業生が活躍していることから、先輩から後輩へ受け継がれる「就職活動報告書」が豊富で、航空業界をめざす学生らが合格までのHow Toをたくさん知ることができたことも、コロナ禍における航空業界の厳しい就活環境にも打ち勝つ要因となったと考えられる。

同大は「2022年有名企業400社実就職率ランキング」(2022年度大学通信調べ)で、西日本の私立女子大学で3年連続1位を獲得している。キャリアサポートでは、航空業界だけでなく100社以上が参加する企業研究セミナーをはじめ、年間130回のセミナーを実施している。なかには1年次から参加できるものもあり、低学年からキャリアデザインの意識を高める工夫がされている。

さらに、「全員面談」「ゼミ訪問」など、少人数教育の大学だからこそ可能なきめ細やかな支援体制で学生一人ひとりに合った就職先を見つけることにこだわりがある。これらのサポート体制により、コロナ禍でも例年と変わらない高い就職率をキープ。このたびランキングに表れているように有名企業からの採用も多いのは、150年近くにわたる伝統の中で卒業生が活躍し、社会や企業に評価されている証だといえる。

また、神戸女学院大学の英語教育は、150年にわたる伝統と定評がある。英文学科の専門科目は1年次からオールイングリッシュで行われ、全学共通の「通訳・翻訳プログラム」などオリジナルのカリキュラムが充実している。

2024年4月には国際学部(英語学科/グローバル・スタディーズ学科)が新設され(設置構想中)、英語を使って国際社会で活躍する卒業生がますます増えていくことが期待されている。

≪関連リンク≫
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