早稲田大学
一国独立の基礎は
自主独立の精神にあふれた国民の形成にある
創立者の教育への情熱が
現代に生きる
創立者を知ること、それは
大学の校風、伝統を知ることにつながる
大学創立にいたる過程はさまざまだ。
福澤諭吉が開いた「蘭学塾」が、現在の慶應義塾大学の始まりとなったことはよく知られている。
大隈重信が創立した早稲田大学も有名だ。
このような大学創立者には、有名無名を問わず、共通点がある。
それは若い世代に対する教育への情熱だ。特に私立大学においては、その情熱が現代に脈々と受け継がれている。
国公立大学が政策的な視点から設置されているのに比べ、私立大学は創立者の教育への情熱に支えられている部分が大きい。多くの大学が長い歴史の中で、閉学の危機を迎え、それを乗り越えてきた歴史を持つ。
今、教育は危機的状況にあるといわれる。子どもたちの学力低下、偏差値輪切り教育の弊害など、さまざまな問題が出てきている。
先人なら、この状況をどう克服するのであろうか。
創立者を知ること、それは大学の校風、伝統を知ることにつながる。大学までなかなか足を運ぶ機会のない皆さんに、「大学創立者物語」で各校の校風を味わってもらいたい。
早稲田大学
一国独立の基礎は
自主独立の精神にあふれた国民の形成にある
明治大学
わが国近代の黎明期を切り拓く市民育成に
熱き思いを捧げた三人の青年法律家
法政大学
大学改革のルーツは100年以上前にあった
同志社大学
新島襄の「志」を受け継ぎ、
「良心を手腕に運用する人物」を養成
日本女子大学
時代とともに進化する女子教育のパイオニア