【中学入試】学習塾が勧める中高一貫校ランキング2024
校舎など施設、設備が充実している中高一貫校

写真＝東洋大学京北中学高等学校

いつの時代も難しいのが学校選び。わが子にあった学校に進学させるためには、上手な志望校選びが必要だ。そこで役立てたいのがエキスパートの意見だ。首都圏の学習塾にアンケートを実施し、303学習塾の塾長、教室長から回答を得た。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント……として集計した。

1位には東洋大京北がランクイン。都内唯一の東洋大学附属校として「より良く生きる」をテーマに、物事を深く考え、着実に実行する力を育む教育を実践。2015年に新校舎が誕生し、各教室にはすべてプロジェクターが設置されているほか、視聴覚教室や理科実験室といった特別教室が充実している。また、ネイティブ教員と会話ができる英語ルームを併設した図書室、片側全面窓ガラスと吹き抜けによる明るい雰囲気が魅力のカフェテリアや、生徒同士の歓談や先生への質問スペースがある広く開放的な廊下、放課後に集中して学習できる自習室など、快適な環境だ。さらに、200mトラックを備えた全面人工芝のグラウンドや地下2層の冷暖房完備のアリーナなど、魅力ある設備が整っている。

2位の山脇学園は、1903年創立。「社会で生き生きと活躍する女性のリーダーの育成」を教育目標に、一人ひとりの志を育てる「総合知」カリキュラムを推進。赤坂見附、赤坂、永田町、青山一丁目のいずれかの駅からも徒歩圏にある交通至便なエリアに位置し、都心とは思えないほど緑豊かなキャンパスが広がっている。課題解決型の実践的な学びを行う「イングリッシュアイランド」「サイエンスアイランド」、図書館、プレゼンエリアなどを含む探究活動の拠点「Learning Forest」、電子黒板を完備した教室は、同校の特色ある学びを支える施設。また、カフェテリア、リフレッシュコーナー、情報ステーションなどのスペースもあり、生徒たちは恵まれた環境で生き生きと学び、豊かなスクールライフを送っている。

3位の明治大付明治は、1912年の創立以来、自ら調べ、考え、発見・解決し、人にそれを伝えることのできる、創造性と個性に富んだ「生きる力」の養成を目指している。学校の中心には図書館を配置し、蔵書約7万冊、映像資料や新聞、雑誌のほか、明治大学の課題図書コーナーや英語多読用の洋書7,000冊を収蔵。50台のパソコンを設置して調べ学習にも対応し、生徒の主体的な学びを支える学習センターと位置づけられている。また、WindowsとMac両方を備えたPC教室とCALL教室が各2室、専門的な器具・装置が揃う理科実験室が4室、全面人工芝のグラウンド、第1・第2体育館のほか、約350席の食堂・カフェテリアなど、学生生活を豊かにする施設が用意されている。

＜表の見方＞

首都圏の学習塾にアンケートを実施し、303学習塾の塾長、教室長から回答を得た。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント…として集計した。
無印は公立、◎印は私立を表す

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