写真提供=国際教養大学
多くの受験生が迷うのが志望校選び。そこで頼りになるのがエキスパートの意見だ。大学通信では、全国の進学校の進路指導教諭を対象に、おすすめの大学についてアンケートを実施。各項目5校連記で大学を記入してもらい、最初の大学を5ポイント、次の大学を4ポイント…として集計し、ランキングを作成した。2025年は約3000校に調査を行い、751校から回答を得た。今回は「グローバル教育に力を入れている大学ランキング(全国編)」
1位は国際教養大学で921ポイント。同大は、すべての授業を英語で開講する秋田県の公立大学。少人数クラスで行う英語での深い議論を通して、他者の意見を聞き、自分の考えを述べる経験を積み重ねることで、さまざまな問題に対して人々と対話しながら最適な答えを導き出す力を育んでいる。在学中に1年間の留学が必須で、しかも単なる語学留学ではなく留学先で専門課程を学び単位を修得することが求められる。52カ国・地域の200を超える海外大学との提携のもと、留学生を1人受け入れることで学生1人を派遣する交換留学を行っており、一部の大学を除き留学先の授業料は免除。「少人数派遣」のため日本からの学生が少ない環境で、現地の学生や世界各地からの留学生と存分に交わることで、人間的成長も促すプログラムとなっている。
2位は国際基督教大学で438ポイント。31の専攻から自由に学べる「メジャー制」を採用。文系・理系の区別なく幅広い知識を得た後に専門性を深められるカリキュラムがある、リベラルアーツ教育を重視する大学だ。学内では日英両語を公式言語とするなどバイリンガル教育を展開。日本語を母語とする学生は、英語力の向上と同時に大学で効果的に学ぶための批判的思考力や学習スキルを養う「リベラルアーツ英語プログラム(ELA)」が必修となっている。日本人と外国人留学生が同じ授業で学び、同じクラブやサークル活動にはげむ環境も魅力だ。世界約30カ国・地域の80を超える大学と協定を結んでおり、学びの目的に応じた多様な留学プログラムも用意されている。
3位は立命館アジア太平洋大学で394ポイント。世界118カ国・地域から集う約3000人の「国際学生」が全学生の約50%を占める大学で、英語と日本語の2言語が公用語。教員も2人に1人が外国籍と、24時間365日、常に世界を感じながら学べる環境が整う大学だ。授業の約9割が日本語と英語の両方で開講され、専門分野を英語で学ぶことが可能。そのために必要な英語力をすべての学生が身につけられるように、徹底した言語教育プログラムと豊富な留学プログラムが用意されている。英語以外にも、中国語、韓国語、マレー語・インドネシア語、ベトナム語、タイ語、スペイン語の学習も可能だ。キャンパスから徒歩5分の学生寮「APハウス」では国内学生と国際学生が共同生活をしており、毎日の暮らしの中で世界各国・地域の生活習慣を学ぶことができる。
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<表の見方>
全国約3000高校を対象にアンケートを行い、751校から回答を得た。各項目ごとに5校を選んで順位をつけてもらい、1番目の大学を5ポイント、2番目を4ポイント……として集計した。
学校名の※印は国立、◎印は私立、無印は公立を表す。
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