安田理氏に聞く 今注目の学校
朋優学院高等学校

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安田理氏に聞く 今注目の学校 朋優学院高等学校

高校単独校の最高峰をめざす

教育理念は「自立と共生」。自立は自己肯定感を背景とした主体性と自ら考え自ら伸びていく力、共生は仲間と切磋琢磨する精神と、他者を敬い多様性を受容する心をもつこと。この理念を基にさまざまなカリキュラムや行事が行われている。

学習面では国公立コースと特進コースで目標実現を図る。国公立コースは確かな学力養成のために技巧に走らず本質的な理解を追究する授業を行い、全員が国公立大学受験を目標とする。

特進コースは2年次から科目を絞り込んで高度な内容を学び、難関大学合格を目指す。また文系では読解力・表現力・思考力を、理系では論理的思考力・課題解決力を重点的に養っている。どちらのコースも個人指導や大学別の対策講座を立て現役合格力を高めている。

タブレット・電子黒板・オンライン英会話などの設備も教育効果をあげている。進路指導は担任を中心に外部模試受験から併願校・入試方式の選定や入試日程まで手厚く指導している。また、卒業生が現役大学生チューターとして学業以外の相談にも応じている。

部活動は体育部・文化部ほか全39団体あり、それぞれ活発な活動を学業と並行して実現している。このほかに体育祭や虹色祭(文化祭)をはじめ、社会人講演・語学研修・短期留学・中期留学など多彩な行事があり、仲間と一緒に多くの体験をすることで、「共生」の精神を養っている。

こうした教育が成果として表れて毎年難関大学合格者数を伸ばしており、国公立大学受験に強い高校単独校として注目されている。

安田理氏からのコメント:進学校として驚異的な進化

難関大学合格者ランキングといえば、中高一貫校の校名がズラーッと並ぶ。そうした中、高校単独校で食い込んでいるのが朋優学院だ。

いま多くの進学校は「校内予備校」といって放課後講習を外部講師に委託しているケースが多い。が、朋優学院は自校の教員が生徒の実情に合わせて工夫と努力を重ねている。

調理・美術などのコースがあった女子校時代を知る者からすれば、あまり例を見ない改革の大成功例と言える。まだまだ伸びることが期待できそうだ。

朋優学院高等学校
〒140-8606 東京都品川区西大井6-1-23
電話 03-3784-2131
https://www.ho-yu.ed.jp/

安田 理(やすだ おさむ)

安田教育研究所代表。東京都出身。早稲田大学卒業。
大手出版社にて雑誌の編集長を務めたあと、2002年安田教育研究所を設立。