私が動く、世界がひらく。2027年、経済学部(仮称)設置構想中(※)!8学部16学科の女子総合大学へ─日本女子大学

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私が動く、世界がひらく。2027年、経済学部(仮称)設置構想中(※)!8学部16学科の女子総合大学へ─日本女子大学

日本女子大学は、日本初の組織的な女子高等教育機関として創立し、2021年に120周年を迎えました。私立女子大学唯一の理学部を有し、2024年に建築デザイン学部、2025年に食科学部を開設。2027年には経済学部(仮称)を設置構想中(※)であり、実現すれば8学部16学科を擁する文理融合の教育環境を持つ女子総合大学となります。創立者である成瀬仁蔵(❶)の教育理念を集約した三綱領「信念徹底」「自発創生」「共同奉仕」は明治から令和の現在にまで受け継がれ、各界にリーダーを輩出してきました。また卒業生以外にも門戸を開くリカレント教育など、誰もが生涯を通じて学び、成長し続ける社会を創るための機会を提供しています。そして、成瀬の教育方針である「自学自動」、すなわち自ら学び、自ら行動する学修姿勢を育む環境で、多様で非連続に変化する社会において、新しい明日を共に創る人材を育てています。

※本計画は構想中であり、内容は変更となる場合があります。

❶成瀬仁蔵
1858(安政5)年、現在の山口市で武士の家に生まれる。教育者として、女子の中等教育機関の校長として尽くすが、1890(明治23)年の渡米を転機に、日本で女子のための高等教育機関をつくることを決意。1896(明治29)年に「女子教育」を上梓、女子大学設立運動を起こして、1901(明治34)年に日本女子大学校を創設。女子高等教育への道を開いた。1919(大正8)年逝去。


私が動く、世界がひらく。2027年、経済学部(仮称)設置構想中(※)!8学部16学科の女子総合大学へ─日本女子大学
篠原聡子しのはらさとこ学長
1981年日本女子大学家政学部住居学科卒業。83年同大学大学院修士課程修了。同大学教授などを経て2020年から現職。建築家としての主な作品にSHAREyaraicho、SHAREtenjincho、日本女子大学附属豊明幼稚園など。

総合力を生かした文理融合の多様な教育を推進

日本女子大学は、女性が主体性と自立性を確立する場として、多様性に富む優れた教育環境を有しています。

2021年に創立120周年を迎え、建学以来の伝統ある家政学部、多くの文学者やジャーナリストを輩出した文学部、全国に先駆けて開設した人間社会学部、私立女子大学では唯一の理学部を、JR山手線内の都心にありながら緑豊かな創立の地・目白キャンパスに統合。卒業生であり世界的な建築家の妹島和世氏によるグランドデザインのもと、新しく整備されたキャンパスに大学と大学院のすべてが集結し、女子総合大学として文理融合の多様な教育を推進しています。

広い教養と高い専門性を磨いて社会に送り出す教育機関であり続けるよう、創立120周年を機に教育改革を進めています。2022年度に理学部2学科は学科の教育・研究内容を明確に反映させ、数物科学科は数物情報科学科に、物質生物科学科は化学生命科学科に名称を変更。2023年度に、『脱教室・脱キャンパス型』の実践的なカリキュラムで『越境力』を育む国際文化学部を開設。2024年度に、『住まう』視点を根底に置いた「建築デザイン」を学ぶ建築デザイン学部を開設。2025年度に、科学的観点から『食』を学び社会貢献を目指す「食科学部」食科学科、栄養学科を開設しました。

続いて2026年度に文学部では、日本文学科は文学だけでなく言葉そのものや教授法も学んでいるため「日本語日本文学科」に、史学科は歴史だけでなく人の心の表れである文化についても学んでいるため「歴史文化学科」に、学科名称を変更します。また英文学科を含む3学科に所属しながら、希望者は専門コース「デジタル時代の人文学」「文化マネジメント」「観光・文化」が履修可能になります。

2027年度には、経済学および経営学について理論から応用、実践まで、幅広く体系的に学ぶ経済学部経済学科(仮称)の設置を構想中(※)です。
※本計画は構想中であり、内容は変更となる場合があります。

他方で、2021年に立ち上げた社会連携教育センターでは、多くの地域連携や企業との連携プロジェクトを推進しています。地方自治体などとの連携も含めて、図書館や百二十年館のラーニング・コモンズ(❷)などを利用しながら、多角的なプロジェクトを展開しています。

❷ラーニング・コモンズ
少人数による授業をはじめ、各種ミニ講義や、学部生・大学院生が担当するラーニング・サポーターによる学修相談を行い、学生たちはコミュニケーションを深めながら自発的に学ぶ。


私が動く、世界がひらく。2027年、経済学部(仮称)設置構想中(※)!8学部16学科の女子総合大学へ─日本女子大学

幅広い教養を身につける質の高い教育と学生支援

日本女子大学は、入学時から教員によるアドバイザー制度を取り入れ、少人数による教育を充実させるなど細やかに学生を支援。各学部とも少人数の演習を重視した質の高い授業が特色で、卒業研究(卒業論文、卒業制作)は全学科必修です。

専門科目に加えて、「教養を深める科目」で広い視野も養っています。その代表的な科目が、成瀬が創立以来続けた講義「実践倫理」が原点の「教養特別講義」です。「自ら人生を切り開くとともに社会に貢献できる人材」の養成を目指し1966年に始まったもので、学園の理念や精神を学び、各界で活躍する講師の講演で思考を深めます。

学際的に提供するカリキュラムは約3000科目に上り、学部を横断的に学べる自由選択科目も充実。他学部や他学科の科目を履修することで幅広い教養を身につけます。また、幅広い思考力、表現力、実践力を身につけるために、「キャリア」「社会連携」「AI・データサイエンス・ICT」という3つの基盤的教育認定プログラムを2021年度から開始しました。

さらに、学習院大学・学習院女子大学・立教大学・早稲田大学との単位互換制度「f-Campus」や、同志社女子大学との学生交流協定などダイナミックな学びも提供しています。

一方、教員の研究力にも定評があります。文部科学省「令和7年度科学研究費助成事業の配分」において、研究者が所属する研究機関別新規採択率で全国2位、私立大学では1位になり、女性研究者の採択比率では全国6位になりました。

このほか、学ぶ意欲を支援するため、多くの賞や奨学金を設けています。人物・学業共に優秀な学生を表彰する「日本女子大学学業成績優秀賞・研究奨励賞」(40万円給付)や創立者を記念した「成瀬仁蔵先生記念賞」(卒業時に記念品を授与)、経済支援を目的とした「日本女子大学桜楓奨学金」、「日本女子大学泉会学業支援給付奨学金」(一時金給付)、総合型選抜出願者を対象とした「桜楓樹給付奨学金」(4年間の学費等給付)などがあります。

2025年度から始まる「日本女子大学入学前予約型給付奨学金」は、地方[1都3県以外]からの一般選抜(個別選抜型・英語外部試験利用型・大学入学共通テスト利用型(前期))受験予定者で書類選考に合格した方を対象に、原則4年間の奨学金の給付を入学前に約束するものです。

境界を越え世界の文化にふれ、グローバルに学ぶ

国際文化学部では、1年次必修の「スタディ・アブロード・プログラム(海外短期研修)」で海外を直接体験し、2〜3年次必修の「実践プログラム(海外・国内)」で新たな気づきを成果物としてまとめあげ、ICTを駆使して発信します。異なる文化・地域・言語を直接体験して、さまざまな境界を越えて自分の殻を破り、『越境力』を育みます。

大学公認海外短期研修には、春や夏の長期休暇を生かして、語学や専門領域を学ぶ研修、異文化体験を目的とする研修などがあります。

また、世界の名門大学と交流協定を締結し、本学学生の派遣と協定大学学生の受け入れを行っています。米国の名門女子大学、ウェルズリー・カレッジもその一つです。留学中に取得した単位は30単位まで卒業単位に認定され、4年間で卒業することも可能で、独自の奨学金制度を設けて経済的な支援も行っています。

女性の一生を見据えたきめ細かなキャリアサポート

創立当初から「実践倫理」という人格形成に資する授業を行ってきた日本女子大学では、「キャリア」を「生き方」としてとらえるキャリア教育を実施しています。社会への貢献や人生を豊かにするためのキャリアを主体的にデザインする力を養う「JWUキャリア科目」と「JWU社会連携科目」を必修としています。学生一人ひとりの「自己発見」と「自己実現」をサポートしています。

これに加え、各種ガイダンスや個別支援など実践的な就職支援プログラムも展開。2025年3月卒業生の就職率は99.4%と極めて高い実績をあげています。内定先企業に対する学生の満足度も96.8%と高く、「就職に強い日本女子大学」の定評を確かなものにしています。日本女子大学の同窓会組織、桜楓会(❸)も積極的に在学生や卒業生を支援しています。

このほか、「生涯学習センター」では教養講座、外国語講座、資格取得講座などキャリアアップや人生をより豊かにする科目を用意し、卒業後も学べる場を提供しています。

卒業生以外にも門戸を開く国内初の女性のための「リカレント教育課程」では、修了者にはレベルの高い再就職先を紹介するなど、女性が生涯を通じて学び続けるための充実した環境を提供しています。

少人数による授業と、女子の教育に特化した空間は、性別役割にとらわれない自由な議論や行動が保証され、そこで過ごす時間は、その後の人生の大きな宝物になるはずです。

昨年4月入学から自らの性自認に基づき本学で学びたいと希望するトランスジェンダー女性の方に出願資格を拡大するなど、多様な女性が共に学べる環境作りに取り組んでいます。

既存の概念に挑む日本女子大学は、新しい明日を共に創る学生を、さまざまな形で応援しています。

❸桜楓会
正式名称は「一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会」で、1904(明治37)年に創設。国内外に約150の支部を有し、在学生のための奨学助成、留学生との交流・支援などを行っている。女性で初めて帝国大学(東北大学)で学んだ農学博士・丹下ウメや、女性解放・世界平和運動に偉大な足跡を残した平塚らいてう、作家で文化勲章受章者の平岩弓枝も卒業生。建築界のノーベル賞ともいわれる米プリツカー賞を受賞した建築家の妹島和世氏や脚本家の大石静氏、漫画家の高橋留美子氏らの活躍は社会的にも高く評価されている。