本場・北海道での現場体験があなたを変える─酪農学園大学

PR 文 鈴木 秀一郎
本場・北海道での現場体験があなたを変える─酪農学園大学

酪農学園大学といえば、札幌から電車でわずか15分ほどの好立地に加え、135haを誇る広大なキャンパスが特長。敷地内には牛舎や附属動物医療センター、食品加工のための実習室などの施設が充実しており、恵まれた学習環境を求めて全国から学生が集結。学生の約半数が道外出身者となっている。入学後は「農食環境学群」の循環農学類・食と健康学類・環境共生学類、「獣医学群」の獣医学類・獣医保健看護学類という2学群5学類で専門性を磨き、高度な実践力を身につけていく。ここでは、酪農学園大学における実学教育の一例として、各学類から注目の科目を紹介する。

【循環農学類】家畜育種・繁殖学実験

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ウシを中心に、動物の品種改良や生殖に関する実践的な知識・技術を身につけます。育種学分野では、動物の性質がどう決まり、どう制御するのかを学ぶために、近交係数や育種価の計算、DNA解析による遺伝子検査も実施。繁殖学分野では、雌牛の生殖器の解剖や触診のほか、精液の性質の確認、受精卵の形態評価、精液や受精卵の凍結保存などを行います。畜産農家で動物を生産する「家畜人工授精師」や「家畜受精卵移植師」の資格取得に必要な実験科目であり、幅広いスキルを習得しながら、高度な専門性を養います。

【食と健康学類】畜産物利用学実験実習

本場・北海道での現場体験があなたを変える─酪農学園大学

さまざまな食肉製品の開発プロセスを実際に経験し、食肉の取り扱い方法と多様な加工技術を実践的に学びます。学生がチームに分かれて香辛料の調合についてのディスカッションを行い、オリジナルソーセージを製造する機会もあり、完成後は全員で試食してランキング。1位となったソーセージは商品化されて試験販売されます。

一方で、衛生管理や安全管理の重要性も学習。現場の課題に対応できる知識・技能を習得し、製造業に限らない幅広い分野で生かすこともできます。

【環境共生学類】野生動物保全技術実習

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ヒグマの生態調査法や北海道東部の自然植生、人の土地利用と野生動物の関係のほか、野生動物の管理のあり方や、自然保護のための外来種管理などを学びます。ヒグマが生息する森林内では、地形図とコンパスを用いた森林内踏査法と野生動物の痕跡調査法を学習。モニタリング機器の設置やメンテナンス作業を含めた調査技術も習得しながら、痕跡を発見・記録する技術を身につけます。また、地元住民との交流を通じて、地域にとっての自然環境保全や野生動物管理の意味を実感できるほか、仲間との共同作業を通じて一体感も高まります。

【獣医学類】参加型伴侶臨床実習D(検査・馬診療)

本場・北海道での現場体験があなたを変える─酪農学園大学

馬医療チームの一員としてワクチン接種や採血、投薬、心電図検査、跛行診断などの「馬臨床ハンズオントレーニング」を行い、実際の診療にも参加。馬の獣医師として必須の知識と臨床技術を習得します。

また、乗馬クラブなどで実際にオーナーのいる馬を扱うため、診療ではオーナーから詳細に馬の状態を聞き出すことが重要ですが、馬の生産者などとも交流し、獣医療に必要なコミュニケーション能力や心構えを身につけることができます。年間800頭以上の馬と触れ合えることも魅力であり、馬と信頼関係を築き、安全に診療できるよう訓練することも本実習の狙いです。

【獣医保健看護学類】動物看護総合実習Ⅰ・Ⅱ

本場・北海道での現場体験があなたを変える─酪農学園大学

学外の伴侶動物病院において実際に動物看護師業務を体験し、業務内容と社会的役割を理解する実習です。「実習Ⅰ」では臨床系の知識や技術を深め、「実習Ⅱ」では生産動物を含めたさまざまな動物病院で実践力を磨きます。本実習は清掃や消毒からスタートし、各種検査も経験。動物のたくましい生命力や飼い主様の想いを肌で感じる貴重な経験を積むことができます。実習中は責任ある行動や守秘義務の遵守、インフォームドコンセントの重要性理解などへの意識が高まるほか、自身を客観視し、状況を冷静に分析するスキルも養われます。