KOKUGAKUIN STORIES×神道文化学部
日本の伝統文化の根源、敬いと感謝の心をグローバルな舞台で体現し、伝えていきたい

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KOKUGAKUIN STORIES×神道文化学部 日本の伝統文化の根源、敬いと感謝の心をグローバルな舞台で体現し、伝えていきたい

神社が好きな母と一緒に幼い頃から神社巡りをするうちに、自然と芽生えた神道への興味。それを深く追究したいという思いから、國學院大學の神道文化学部に進学しました。神道を中心とする日本の伝統文化と、世界の宗教・文化を柱とするこの学部の学びは、私にとって、目には見えないものに心を寄せる学びでもあります。たとえば、神職課程の「神社祭祀演習」では、実際に白衣白袴を着て祭式作法を学びますが、手の位置、足の向き、礼の角度など、所作の一つ一つに神様への敬意が込められているのです。それを自ら体現し、身をもって感じることで、森羅万象あらゆるものに対する敬意と周囲の人を敬う気持ちが湧き起こり、感謝の心をもちながら日々を過ごせるようになりました。また、明治神宮での「神社実習」や、伊勢神宮での「助勤(アルバイト)」を経験できたことも私の財産です。そこで神職の方たちの凛とした姿を目の当たりにし、日本の伝統文化を伝える者としての自覚が芽生えました。「人生の大切な節目に神社に来られる方々に気持ちよく参拝していただきたい」。その思いを笑顔と言葉に込めて接すると、参拝客の方にも伝わるのだと実感できたときは嬉しくて、心が温かさで満たされるのを感じました。

こうして、頭だけでなく体にも沁みこませるようにして学んだ日本の伝統文化。それを活かせる仕事は何かと考えたとき、一番に浮かんだのが航空会社のCAでした。内定をいただいた日本航空株式会社は、その仕事に携わる全員がもつべき考え方をまとめた「JALフィロソフィ」の中で、「感謝の気持ちをもつ」ことを掲げています。私が神道の学びを通して身につけ、最も大切にしている価値観と一致していて、ぜひこの会社で働きたいと思いました。神道文化学部を出てCAになるというと驚かれることもありますが、日本の伝統文化に対する理解、世界の宗教に関するリテラシー、多様性尊重の精神をはじめ、この学部で学んだことはグローバルな環境で働くうえで確かな土台になると確信しています。

KOKUGAKUIN STORIES×神道文化学部 日本の伝統文化の根源、敬いと感謝の心をグローバルな舞台で体現し、伝えていきたい
神道文化学部 4年 神崎桜子さん
日本航空株式会社 客室乗務員(CA)内定

神道文化学部:神職を目指す学生はもちろん、神道・宗教・文化に関心を持つ学生が学んでいます。神道を中心とする日本の伝統文化、そして内外の諸宗教・文化を学ぶことで、価値観が混在する現代社会のさまざまな課題に対応できる力を養い、日本文化と異文化を結ぶ「懸け橋」となる人材を育成します。