安田理氏に聞く 今注目の学校
春日部共栄中学校・高等学校

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安田理氏に聞く 今注目の学校 春日部共栄中学校・高等学校

東大・国立医学部現役合格を目指す「東大選抜コース」スタート

春日部共栄高等学校は、きめ細かな大学進学指導を目的として今年度より「東大選抜コース」「選抜コース」「特進コースα」「特進コース」の4コースを設置。このうち「東大選抜コース」は東大・国立大学医学部現役合格を目指すコースで25人でスタート。数学と英語は2年次までに基礎学習を終え、3年次は選択授業を設け独自の発展した学習カリキュラムとなる。選択授業は火~木の午後3単位連続と集中、各教科とも「特講」の選択講習があるが自習の選択も可能。また全コースとも既存の春日部駅前学習センターや自習室、休暇中の講習、メディカル論文講習などを活用できることに加え、従来通り部活動制限をしないなど、生徒自身の自己管理力を高めて能動的に大学受験へ臨むことで、学業だけにとどまらない成長ができるカリキュラムである。

校風の「文武両道」は、学業・部活動や学校行事のほか、「自分が興味のあることにとことん取り組むこと」も含まれており、学校内の活動だけにとどまらず、自分を大きく成長させることには教員がバックアップしているので、生徒の活動にも拡がりがあり、生徒同士でも互いによい影響を与えている。また、「2期制」「45分7限授業」「週5日制」の教育改革から3年が経ち「文武両道」の実績も今まで以上に上がっている。スポーツ・芸術文化方面をはじめ各方面に幅広く活躍する卒業生が数多く存在するのも春日部共栄の特徴である。中学校の2コース制実施の生徒が来年高校1年となり、今回の高校コース変更とあわせてますます春日部共栄は伝統を維持しながら新しい教育環境となるだろう。

安田理氏からのコメント:学校も生徒もチャレンジングな春日部共栄

教員研修に呼ばれることがよくある。そうしたときに先生方に強調していることは「チャレンジングな生徒はチャレンジングな学校からしか生まれない」ということ。本当にそうで、閉鎖的で保守的な学校からは校外で活躍する生徒は生まれにくい。

春日部共栄の生徒が、高い大学合格実績を上げ、部活動でも各分野で入賞等の実績を上げているのは、学校自体が教育改革に実に能動的に動いているからにほかならない。

春日部共栄中学校・高等学校
〒344-0037 埼玉県春日部市上大増新田213
電話 048-737-7611(代)
https://www.k-kyoei.ed.jp/

安田 理(やすだ おさむ)

安田教育研究所代表。東京都出身。早稲田大学卒業。
大手出版社にて雑誌の編集長を務めたあと、2002年安田教育研究所を設立。