安田理氏に聞く 今注目の学校
麗澤中学・高等学校

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安田理氏に聞く 今注目の学校 麗澤中学・高等学校

令和8年度入学生より、新しい「AE+コース」始動!

麗澤中学・高等学校では、「感謝の心・思いやりの心・自立の心」という「心の力」を育む道徳教育を礎に、高い品性と本物の叡智を兼ね備えた人材を育成している。

令和8年度からは、従来のAEコースとEEコースを一本化し、新たに「AE+(エーイープラス)コース」として始動する。この名称には、AEコースで培った高度な学びに加え、EEコースの良さも取り入れ、より進化した内容に発展させる決意が込められている。1・2年次は全員がAE+コースで学び、3年次からは、最難関大学や医学部などを目指す生徒向けに、より高度で深い内容に挑戦する「AE選抜コース」を設置する。

中学校開校時から続く体験型探究学習プログラム「自分(ゆめ)プロジェクト」も、1年次から毎週実施。多様な体験を通して自己理解を深め、地域・日本・世界とのつながりを探究し、将来の夢や目標を描いていく。さらに、4・5年次には「探究ゼミ」を開講。約15の講座に分かれ、専門家の指導を受けながら論文やリポートにまとめ、6年間の学びの集大成を目指す。

また、麗澤では独自の「言語技術教育」を1年次から4年次まで週1回実施。論理的思考力・判断力・表現力といった、全ての教科の土台となる力を体系的に育てていく。これらの力は英語4技能(読む・書く・聞く・話す)の向上にも直結し、英語をそれほど学んできていない生徒でも、多くが3年次までに英検準2級以上を取得し、実践的な英語力を身につけていく。

令和7年度は文部科学省「DXハイスクール」の採択2年目を迎える。最先端の環境整備に加え、データサイエンスやプログラミングなど、数理的思考力や問題解決力を育むICT教育にも力を入れている。

安田理氏からのコメント:『体系的』こそ中高一貫教育の在り方

2026年度からコースを1本化する学校が現時点で4校もある。上位コースの内容を全員に行って全体のレベルアップを図るという意図だ。コミュニケーション能力(とりわけ「協働力」)を養うには競い合う関係より皆が同じ土俵のほうがいいという背景もあるだろう。「探究」「キャリア教育」などは今どこでも行っているが、単発で行っているケースが多い。麗澤の優れている点は、「探究学習」「言語技術教育」など根幹は皆体系的に行っていることだ。

麗澤中学・高等学校
〒277-8686 千葉県柏市光ケ丘2-1-1
電話 04-7173-3700

安田 理(やすだ おさむ)

安田教育研究所代表。東京都出身。早稲田大学卒業。
大手出版社にて雑誌の編集長を務めたあと、2002年安田教育研究所を設立。