じっくり読んでほしい!大学の魅力、面白さが満載
芝浦工業大学が2023年度の大学案内パンフレットを発行

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じっくり読んでほしい!大学の魅力、面白さが満載 芝浦工業大学が2023年度の大学案内パンフレットを発行

芝浦工業大学(東京都港区/学長:山田純)が2023年度入試(同年4月入学)に向けた新しい大学案内パンフレット「SOCIETY 芝浦工業大学GUIDE BOOK2023」を発行した。学部・学科紹介などをメインにした従来の〝内部発信型〟の大学案内から趣をガラッと変え、プロのライター陣が縦横に取材。実直だがお堅いという工科系大学にありがちな固定観念を払拭し、世界を相手に活躍する〝ものづくりの総合大学〟としての「SHIBAURA」へとイメージをアップデートするのが狙いだ。一冊の読み物としても楽しめる作りになっている。

2027年に創立100周年を迎える芝浦工業大学のリアルを広く、分かりやすく伝えるために、学内キーパーソンのインタビューに加え、全国の大学事情に詳しい目の肥えた外部識者による評価など、大学像を〝複眼〟で捉えることに重点が置かれている。芝浦志望者に限らず、進路選択に迷っている高校生ならば、一読した後には「理系」や「工科系」を見る目が変わっているに違いない。最新の入試情報から就職力分析、ユニークな研究室紹介まで盛りだくさんのコンテンツの中から注目記事を3点、紹介しよう。

理工系「Z世代」の君へ 「大学で何を知り、何を学ぶべきか」
若者研究の第一人者 原田曜平さん

じっくり読んでほしい!大学の魅力、面白さが満載 芝浦工業大学が2023年度の大学案内パンフレットを発行

新しい大学パンフレットの〝巻頭言〟を担うのは、テレビ番組などでもおなじみのマーケティングアナリスト、原田曜平さんだ。大手広告代理店・博報堂の「若者研究所」リーダーを長く務め、「さとり世代」や「マイルドヤンキー」といった流行語を次々と生みだしてきた。まさに今の受験生や大学生らが属する年齢層を指す「Z世代」(1990年代後半~2000年代前半生まれ)という言葉をいち早く世に広めたことでも知られ、今時の大学生気質を語らせたら右に出る者はいない。

原田さんは2022年4月、芝浦工業大学・教育イノベーション推進センター教授に就任した。もともと根っからの「文系」だけに、理工系大学の教壇に立つのは異色だろう。だが、原田さんがマーケティングの授業で教える「消費者インサイト」という考え方は、人々がまだ気づかない〝欲しい〟と思うモノ・コトを先取りして見つけ、提供していくという意味で、これからのものづくりには欠かせない視点なのだ。

自分自身の成長にとっても、インサイト=隠れたニーズをじっくり洞察することは、予定調和ではない未来に向けて歩んでいくための大事な足掛かりだ。理工系を目指すZ世代の受験生に投げかける「君たちは大学で何を学ぶのか」という原田さんの問いは、進路選びのモチベーションを大いに上げてくれることだろう。

頑張れる、挑戦できる、成長できる――未来の自分と出会う大学の探し方
特別対談
倉部史記さん(進路づくりの講師、高大共創コーディネーター)
山内太地さん(学校経営コンサルタント、教育YouTuber)

じっくり読んでほしい!大学の魅力、面白さが満載 芝浦工業大学が2023年度の大学案内パンフレットを発行

工科系大学、あるいは理工系の単科大学と聞くと、文系を含めた多くの学部を持つ総合大学と比べて「学び」の幅が狭いと思われるだろうか。一口でいえば、それは誤解だ。一つの学問領域を突き詰めていけばいくほど、新しい問いが発掘され、思ってもみなかった他領域とのつながり、重なりが見えてくる。「工学」を入り口にした学問分野を網羅する芝浦工業大学の魅力や持ち味、強みをさまざまな視点から語り合うのが、全国の大学事情に通じた倉部史記さんと山内太地さん、二人のプロフェッショナルだ。

二人が共通して指摘するのが、志望校選びで受験生や保護者の「視野」が往々にして狭いことだ。特に地方では〝地元国立大信仰〟と呼べる状況がある。同じ学部、学科名でも大学によって内容は千差万別だ。大都市圏の私立大も含め、できるだけ多くの大学を比較する姿勢が欠かせない。一方、首都圏には〝MARCH信仰〟が存在する。山内さんは「MARCHは文系のブランドだ」とし、大規模大学はむしろ理工系の専攻分野が少ない場合があると指摘。倉部さんは「せめて総合大学と単科大学を両方見比べてほしい」と勧めている。

芝浦工業大学を「日本でグローバル化に一番突出している工科系大学」と表現するのが倉部さんだ。芝浦は学生や教員はもちろん学生を支援する大学職員にも「留学経験率」の数値目標を設ける点を評価する。一方の山内さんは入試改革として、学校推薦型選抜で難関国立大を目指す受験生が併願できる総合型選抜の実施を提案。探究学習が大好きで、5教科もしっかり学ぶ高校生こそ芝浦の校風に合うと見るからだ。「ライバルは東大の推薦入試」と言い切る山内さんの言葉は刺激的。受験生やその保護者に限らず、多くの人にとって学びと気づきに満ちた対談となっている。

「女性×工学」が拓くニッポンの明日 芝浦工大の〝女子力〟をとことん深掘り
芝浦工業大学・男女共同参画推進室
担当室長 吉川倫子さん

じっくり読んでほしい!大学の魅力、面白さが満載 芝浦工業大学が2023年度の大学案内パンフレットを発行

芝浦工業大学は2027年にアジア工科系大学の「トップ10」に名を連ねることを目指している。そのために教育力、研究力はもちろん、ダイバーシティー(多様性)が重要な指標だ。芝浦は「ダイバーシティ推進先進校」を自任。その一環として「男女共同参画」に力を入れている。「イノベーションは多様性の中から生まれる」とうたう芝浦工業大学ならでは取り組みについて、担当室長の吉川倫子さんが分かりやすく説明する。

男女共同参画というと何らかの「男女平等」の制度、仕組みを想像するが、吉川室長が強調するのが女性同士の〝ネットワークづくり〟の大切さだ。工科系といっても多くの異なる分野があり、縦割りの中で少数派の女子学生や女性研究者は孤立化しがちだ。横のつながりを整えることで他学科との交流が生まれ、新たな発想が湧いてくる。「女性教員による学内の共同研究が生まれる土壌ができてきた」と吉川室長が話す通り、科研費採択を受けた研究者に占める女性の割合はここ数年で大きく伸びている。論文投稿数を見ても、外国人教員と女性教員によるものが全体の半分近くを占める。まさに多様性がイノベーションの土台となっている、といえそうだ。

世間の〝常識〟とは裏腹に「工学女子」は社会に出てから仕事と家庭の両立がしやすいという視点も読みどころの一つだろう。記事では吉川室長のインタビューと併せ、民間企業で活躍する3人の芝浦OGの声を紹介している。初の女性エンジニアとして入社したOGは「技術職は産休・育休後の復職が容易」と話す。将来のことを考え、理系への進路選択に迷っている女子生徒には大きな励ましになるのではないか。また、現役の芝浦工大生を娘に持つ父母5人による座談会「わが子はなぜリケジョになったのか」も掲載。ぜひ親子で手に取って、悔いのない志望校選びに役立ててもらいたい。

大学案内パンフレット「SOCIETY 芝浦工業大学GUIDE BOOK2023」の詳細は、芝浦工業大学の入試情報サイト(https://admissions.shibaura-it.ac.jp/about/digital_brochure.html)からご覧いただけます。