「大東亜帝国」の「大」に狙いを定めよ⁉
その理由とは…

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「大東亜帝国」の「大」に狙いを定めよ⁉ その理由とは…

写真=大学通信の安田賢治常務取締役

何としても合格を勝ち取りたい受験生にとって、狙い目となる大学がどこなのかは興味深い。第一志望に向かって学力を付けるのが受験の王道であることは間違いないが、狙い目の大学を見定めて併願校を決めるのも作戦の一つだ。

大学入試では毎年、意外な狙い目となる大学がある。難関と思われている国立大学でも、倍率が2倍に満たず、志願者の半分以上が合格する学部があったりする。

よくあるのが「隔年現象」だ。前の年に倍率が高かった反動で、次の年に予想以上に志願者が減って合格しやすくなることがある。また、秋に実施される総合型選抜や学校推薦型選抜の志願者が少なく、合格者を少なめに出すことにより、その分の人数枠が2月以降の一般選抜に充当されることもある。

予想外だった総合型選抜と学校推薦型選抜

大学入試改革元年となった今回の入試では、受験生の安全志向の高まりによって、一般選抜を避けて総合型選抜や学校推薦型選抜を受ける受験生が増えると予想されていた。しかし実際には、高校での活動歴を見られる総合型選抜は、コロナ禍で思うような学校生活が送れなかったことから二の足を踏んだ受験生が多く、志願者を減らした大学が多かった。学校推薦型選抜についても、例年は全員合格のところ不合格者が出るほど志願者が増えた大学はあるものの、総じてこれまでの予想ほどではなかったと言える。

そうなると気になるのが、これから行われる一般選抜がどうなるのかということだ。

一般選抜の志願者は増える?減る?

総合型選抜と学校推薦型選抜の人気が今一つだったということは、一般選抜に志願者が殺到するのでは、とも考えられる。しかし、それがそうでもなさそうなのだ。

大学通信の安田賢治常務取締役が分析する。

「まず、18歳人口の減少が前年以上であることや、浪人生が例年よりも少ないことで大学の志願者全体が減少していることが理由として挙げられます。それに加えて、コロナ禍で地元志向が進んでいることもあります。地方の受験生が大都市部の大学を避けて地元大学を受けることによって、定員厳格化で難化してきた大都市部の大学の難易度が下がると見ています。模試の動向も大都市部の大学が低調で、難易度が上位から中堅まで総じて前年を下回っているようです。2割から3割減らしている大学も少なくないと聞きます。現状では、広く大都市圏の大学が狙い目と言えるでしょう」

狙い目になりそうな大東文化大学。なぜ?

「大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士舘)」の一つで、堅実な校風に定評がある大東文化大学。東京都板橋区と埼玉県東松山市にキャンパスがあり、バスケットボールやラグビー、陸上、テコンドーなど、スポーツが盛んな大学としても知られる。志願者増や定員厳格化の影響で近年難化が続いていた。

10月から12月にかけて実施された同大の総合型選抜と学校推薦型選抜の志願状況はどうだったのか(大学通信調べ)。
【総合型選抜(自己推薦 前期)】前年比84.5%
【総合型選抜(自己推薦 後期)】前年比63.6%
【学校推薦型選抜(公募制)】前年比73.9%
【学校推薦型選抜(指定校)】前年比92.9%

いずれも前年を下回り、中には4割近く減らしている選抜もある。人数にすると例年に比べて年内入試での合格者が約300人減ったことで、一般選抜でその分の合格者が増える見込みだという。ここで重要なのが、一般選抜で単に300人の合格者を出しても、全員が入学するとは限らないということだ。国公立大学とは違って私立大学は一人がいくつもの大学を併願できる。だから合格しても他大学に行ってしまう受験生の方がはるかに多いのが現実なのだ。そのため私立大学では通常、入学辞退を見越して募集人員の何倍もの合格者を出す。例えば大東文化大学では前回の一般入試とセンター試験利用入試で、募集人員の5倍近い合格者を出した。これを今回の入試に当てはめると、不足した300人を一般選抜で確保するためには単純計算で1,500人余計に合格を出さなければならないことになる。その分、大東文化大学の一般選抜は合格しやすくなるというわけだ。近年難化していると言われる大東文化大学だが、一転して今回は狙い目となりそうだ。

大学通信の安田常務は、

「これを見ると、大東文化大学が狙い目になるのはほぼ間違いなさそうですね。ただ実際の志願状況はふたを開けてみないとわかりません。他地区の大学を受けなくなった首都圏の受験生が殺到する恐れもあります。出願期間中は大学が志願者速報を出していますので、迷っている人はそれを見て決めることをお勧めします」

とアドバイスする。

お得な「英語民間型」の一般選抜

大東文化大学では今回の一般選抜から、従来の「独自型」に加えて「英語民間型」を新設する。英検やGTECなどのスコアを英語の入試得点に換算して合否を判定する方式だ。例えば英検2級だと英語の試験の点数は85点(100点満点)となる。前回の大東文化大学の一般入試の合格最低ラインを見ると、60%~70%程度の学科が多いので、85点というのはかなりのアドバンテージになる。

「英語民間型」は、「独自型」との併願も可能だ。例えば日本文学科を志望し、英語民間試験のスコアの条件をクリアしていれば、2月1日の一般選抜(全学部統一前期)を「独自型」と「英語民間型」の2つ受けられる。しかも検定料は1回分だけで済む。これはすべての学部、すべての一般選抜で適用される。

これについて大学通信の安田常務は、「他大学に比べて英語民間試験の得点換算率は高く、条件をクリアしている人には有利です。また独自型と併願すれば検定料が余計にかかることなくチャンスが広がるので、コロナ禍ではフトコロにやさしい受験生思いのお得な入試ですね」と評価する。

出願時に簡単にエントリーできる奨学金制度

入学するまで奨学金がもらえるか心配な受験生も多いだろう。近年そういう人のために、入学前に奨学金の給付を約束する予約型の奨学金制度を設けている大学が増えている。大東文化大学にも「桐門(とうもん)の翼奨学金」という制度があり、入試結果が優秀な受験生に対して、授業料の免除・減免が約束される。他大学では申請するために多くの書類が必要なケースも多く手間が多いが、この制度ではインターネット出願時に「奨学金希望」の欄にチェックを入れるだけでエントリーできる。ダメもとでもエントリーしてみてはどうだろうか。

大東文化大学受験生サイト CROSSING | 大東文化大学 (daito.ac.jp)

最後に、2021年入試に向けて、大学通信の安田常務からこんなメッセージをもらった。

「『安全志向』ということは、逆に受験生にとってはチャンスだということです。そんなチャンスが転がっているのに、挑戦しなくていいのでしょうか。受験生の皆さんにはぜひ、あこがれの第一志望校に向かって最後までチャレンジしてほしいと思います」