安田理氏に聞く 今注目の学校
安田学園中学校・高等学校

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安田理氏に聞く 今注目の学校 安田学園中学校・高等学校

写真=野外探究・磯(東京海洋大学館山研究所)

中学先進コース

安田学園には、教育目標の「自学創造」を実現する独自の教育プログラムがある。

今年8年目を迎えた中高一貫部の先進コースでは、生徒が自ら考え、問題を解決する力を伸ばす「探究学習」を実施。自然科学や人文社会などの多彩な題材をもとに、ベースとなる「疑問→仮説→検証」の思考サイクルを身につけていく。

中学では、通常の授業などで培った基礎学力に合わせ、学年によって題材やテーマを変えて探究学習に取り組み、論理的に考える力を養っている。

高1からは、グループ単位での探究から個人探究へと切り替わる。興味のあるゼミに所属して、調べたいテーマを自分で決めて調査を進め、1年かけて論文にまとめていく。探究学習の集大成となるのが高2の「グローバル探究」だ。高1で作成した論文を英語に翻訳し、各自がイギリスの大学でプレゼンテーションを行う。

こうした探究学習にも欠かせない英語力だが、安田学園ではグローバルプログラムとしてさまざまな取り組みを行っている。その一つが全生徒対象のオンライン英会話だ。インターネットを介して、プロの英語講師との1対1による個別指導が行われる。生徒たちは画面を通して身振り手振りを交えながら、積極的に英会話に取り組んでいるという。

数々の改革により、大学合格実績も飛躍的に上がっている。今年は東京大に2名、その他国公立大に44人、早慶上理に59人、GMARCHに204人が合格。昨年の約1.5倍の実績となった。

安田理氏からのコメント:定員厳格化にもかかわらず難関大学合格実績が上昇

有力私立大学の定員厳格化で、大学合格実績が低下し、伸び悩んでいる学校が大半である。そうした中、安田学園は逆に飛躍的に伸びている。

2019年→2020年で比較すると、東大0→2、一橋大0→1、早大7→15、慶大1→13、上智大6→12…と、難関大学は軒並み上昇している。

中学に「先進コース」、高校に「S特コース」を設けたことが大きいが、力を入れている探究学習の他にグローバル教育やICTツールの活用を通して、自学力をつけていることが好結果を生んでいる。

安田学園中学校・高等学校
〒130-8615 東京都墨田区横網2-2-25
電話 03-3624-2666

安田 理(やすだ おさむ)

安田教育研究所代表。東京都出身。早稲田大学卒業。
大手出版社にて雑誌の編集長を務めたあと、2002年安田教育研究所を設立。