あきらめるのはまだ早い⁉
―大学入試は3月にも大きく動く―

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あきらめるのはまだ早い⁉ ―大学入試は3月にも大きく動く―

写真=大学通信の安田賢治常務取締役

安全志向はどこまで波及したのか

今年の大学入試は「超安全志向」といわれ、主要な私立大学は志願者を減らしているところがほとんどだ。大学通信オンラインの志願者速報(2月28日現在)によると、「早慶上理(早稲田・慶應義塾・上智・東京理科)」、「MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)」、「日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)」のうち志願者が増えたのは昨年大幅減の日本大のみ。それに次ぐ「大東亜帝国(大東文化・東海・亜細亜・帝京・国士舘)」は当初志願者が増えると見られていたが、実際に増加しているのは同じく昨年減の国士舘大のみだ(帝京は未公表)。つまり安全志向は「大東亜帝国」よりもさらに下位のレベルにまで波及していることになる。安全志向の心理で「本当はあの大学を受けたかったけど、受かりそうもないから下のレベルの大学を受けておこう」という受験生が想定以上に多かったということだ。

そうすると、どのようなことが考えられるのか。

上位の大学が大きく志願者を減らしたということは、当初の予想よりも合格の難易度は下がり、思いがけず合格した受験生も少なくなかったと推測される。思いがけず上位の大学に合格した受験生は当然その大学に入学するので、併願で受けた下位の大学の入学を辞退することになる。下位の大学は入学を見込んでいた合格者に逃げられたので、3月の後期入試で合格者を増やしたり、2月の前期入試の追加合格を出したりして入学者を確保しようとする。

大学は3月下旬まで合格を出す

この現象について、大学通信の安田賢治常務取締役に解説してもらおう。

「定員の厳格化で、大規模私立大学は合格者を絞り込んできましたが、絞り込みすぎて定員割れしてしまうのは望んでいません。定員割れしないよう、ぎりぎりまで合格を出していくのがここ数年の傾向です。そこで3月下旬まで追加合格を出したり、3月の後期入試で合格者を増やすなどの調整をします。中には数千人規模で追加合格を出した大学もあります」

では、今年の3月の動きはどうなるのだろうか。

「MARCH全体の合格発表数の合計は93人増えただけで昨年度とほとんど変わりません。そうなると、今年も3月の中旬以降に追加合格を出すなどの調整をする大学は多いと思われます。また中堅クラスの大学で合格者の入学手続き率が悪く、中には昨年と比べて10ポイント近く手続き率が悪化した大学もあると聞いています。このクラスの大学の動きには注目です」

英語外部試験のスコアがあれば、まだ出願のチャンスが

追加合格の可能性があるのなら、2月の前期入試で不合格になっていたとしても、まだ望みはある。しかし、受験した大学に追加合格の制度がないなど、望みが絶たれている受験生には何かチャンスがないだろうか。

この時期、もうほとんどの大学が出願を締め切っているが、例えばまだ出願できるのが大東文化大学の「英語外部試験活用総合評価型入試」。その名の通り英検やTEAPなど、英語の外部試験のスコアを持っている受験生にはお勧めの入試だ。大学の個別試験はなく、英語外部試験で英検準2級程度以上のスコアと課題論文のみの書類選考で合否が決まる。出願期間は3月6日(金)~3月23日(月)なので今からでも出願できる。ちなみに昨年は志願者130人に対して合格者が52人。倍率は2.5倍だった。

英語外部試験活用総合評価型入試について
出願について

残り少ないチャンスだが、英語外部試験のスコアを持っている受験生はチャレンジしてみてもいいのではないだろうか。書類選考のみで決まる入試に例年以上の注目が集まりそうだ。

大東文化大学の受験生サイト「CROSSING」