東京工芸大学芸術学部がARで体感するオープンキャンパスを実施
東京工芸大学芸術学部が、AR(拡張現実)コンテンツを活用した次世代型オープンキャンパスを実施する。参加者は、現実空間とデジタル世界が交差・融合するキャンパスの中で、メディア芸術の可能性を体験することができる。このARコンテンツのイラストレーションは、同大芸術学部デザイン学科の卒業生が手がけた。さらにモーショングラフィックについては、デザイン学科映像情報デザイン領域の3年生13名が、本学芸術学部田邉順子教授のもと制作した。
今回のオープンキャンパスでは、ARを通じてデザインの奥深さやメディア芸術の可能性を体感してもらうことを目指している。さらに、メディア芸術への理解を深め、一層の興味をもってもらうことを期待している。
当日は、「異星人たちも通いたくなるほどの発見と想像に溢れる自由な大学」をテーマにしたキャラクター達が、看板やチラシなどの2次元だけに留まらず、中野キャンパスの中庭に繰り出して浮遊する空間をARで表現する。一人ひとりの持つ個性を異星人という未知なるワクワクするものに置き換え、集い、輝く場所として本学が存在しているというストーリーを展開する。
今回は、アプリが不要で気軽に体験できるAR技術を採用しており、QRコードを読み込んだ後にキャンパス内2か所に設置されたマーカーを映すと、画面上にキャラクター達が登場する。画面内にマーカーが入っていれば360度どこからでも見ることが可能で、動きに合わせて影も動くので、まるでそこに存在しているように体感できる。参加した証として、一緒に記念撮影も可能。ほかにも、昨年に続いて7学科を紹介するARを各学科会場に設置している。
■東京工芸大学芸術学部オープンキャンパス詳細
・日程:7月16日(日)、8月18日(金)、8月19日(土)、2024年3月23日(土)
【URL】 https://www.t-kougei.ac.jp/admission/arts/event/oc-lp/