【中学入試】学習塾が勧める中高一貫校ランキング2025
入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校

【中学入試】学習塾が勧める中高一貫校ランキング2025 入学時の偏差値に比べ、大学合格実績が高い中高一貫校

写真=京華中学・高等学校

いつの時代も難しいのが学校選び。わが子にあった学校に進学させるために、役立てたいのがエキスパートの意見だ。首都圏の学習塾にアンケートを実施し、312学習塾の塾長、教室長から回答を得た。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント……として集計した。

1位は京華。「面倒見が良い」「生徒や保護者の満足度が高い」の2項目でも1位を獲得している男子校だ。6年間の中高一貫教育の利点を生かした計画的かつ効率的なカリキュラムで、一人ひとりの能力を最大限に伸ばす教育を実践している。中学では、Z会添削やティーチングサポーター制度、放課後のキャッチアップ(指名補習)や卒業生サポーター制度などの支援体制を整え、中2からは英語力を強化できる「国際先進クラス」を設置。高校は「進学コース」「特進コース」「S特進コース」の3コース制で、どのコースも学力に応じた指導を展開。進級時には本人の希望・意欲・成績次第でコース変更が可能となっている。放課後や長期休暇での補習体制も充実しており、個々の力を伸ばし、希望する大学への合格を導く独自の教育システムが構築されている。

2位は桜丘。昨年の4位からランクアップした。「探究学習」「英語教育」「ICT教育」を教育基盤として、生徒の個性を大切にし、一人ひとりの可能性を広げる教育を展開している。中学は先取りより基礎力の定着を重視し、中1の英語の授業は週7時間のうち5時間をネイティブ教員が担当して4技能をバランスよく伸ばす。また、英語と数学の演習授業では習熟度別少人数クラス編成を採用。また、AI機能を搭載した学習ソフトで生徒一人ひとりの苦手分野を分析し、最適な個別トレーニングメニューを提供するなど、個々に寄り添い、それぞれが効率よく学習を進められる支援体制を整えている。なお、2026年度に高校のコースを「Super Academic(難関選抜)」「International Liberal Arts(国際教養)」「Academic(文理特進)」の3つにアップデートする予定だ。

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桜丘中学・高等学校

3位は駒込。同校では、入学後にまず中学で基礎学力の定着と応用力の充実を図り、高校では志望大学合格に向けて高い学力を身につけることを目指す。中高ともに主要科目は標準よりも単位を多く設定し、タブレット端末を活用した授業により、多角的な学習を実現している。放課後の「特別講習会」や「学習サポートシステム」などで補強指導を行うほか、学習・勉強・相談のための教室「学習サポートセンター(トモノカイ)」を設置。勉強時間の確保が難しい生徒や苦手な科目がある生徒、進路に関して悩みがある生徒など、さまざまな生徒に大学生のメンターが対応している。また、教員と生徒の距離が近いため、学習面だけでなく精神面でのサポートにも力を入れている。

4位は安田学園。昨年6位からのランクアップだ。同校では中高6年間を3つのステージに分け、成長段階に合わせた教育を行う「伸長システム」を導入。高校2年の3学期からは「進学力伸長システム」のもと、希望する進路に向けた学習を進めていく。受験生としての学習の型を身につけることを目的に独習に集中する「進学合宿」、志望大学群別に特化した講座で学ぶ「放課後進学講座」、大学入学共通テストの本番前日まで徹底的に共通テストと同形式の問題演習を繰り返す「大学入学共通テスト模試演習」、入試本番直前の1月〜3月に志望コースごとに分かれて解答力アップと基礎学力の最終チェックを行う「入試直前演習」など、独自の学習支援体制が整えられている。

5位は常総学院。茨城県土浦市にある共学校だ。中学では、中高一貫教育の前期3年間で行うグローバル教育、キャリア教育、プロジェクト活動といった独自の取り組みにより、生徒が主体的に学び、自ら探究・行動することによって本物の学力を身につけられるよう指導している。高校では、生徒一人ひとりの目標達成のため、「特進選抜コース」「進学選抜コース(プログレス、フロンティア)」のほか、東大や医学部、早慶上理などの超難関大学合格を目指す成績上位者を選抜した「Exクラス」のそれぞれのコースに分かれて学ぶ。さらに2025年度からは、進学選抜コース(プログレス)に、国際的な視野や異文化理解を身につける「国際協力探究クラス(ICクラス)」が新設された。

6位は昌平。埼玉県杉戸町にある共学校だ。中学は最難関大学を目指す「Tクラス」と「一般クラス」の2クラス制。130人を定員とし、中高6年一貫生のクラス編成(3〜4クラス)を行う。「IB(国際バカロレア)」「PEP(パワー・イングリッシュ・プロジェクト)」「SDGs(持続可能な開発目標)」等を教育の柱に、グローバル人材育成プログラムを実践している。高校は、難関国公立大学を目指す「特別進学コース」に「T特選」「特選」「特進アスリート」の3種類のクラスを設置。難関私立大を目指す「選抜進学コース」には、「選抜アスリート」「選抜」の2種類のクラスを用意している。さらに、海外大や国内難関大学を目指す「IB(国際バカロレア)コース」も設置されている。

7位は開智未来。埼玉県加須市にある共学校だ。同校は「3I’s(探究活動・世界水準の英語発信力・つなげる知能としてのICT)」を教育の柱に、「国際社会に貢献する心ゆたかな創造型発信型リーダーの育成」を目指す教育を展開。習熟度別に「T未来クラス」「未来クラス」「開智クラス」を設置し、「T未来クラス」はより質の高い集団でより質の高い授業を行い、一人ひとりの能力をさらに伸ばすことを目的としている。また「未来クラス・開智クラス」では、充実した教育により一人ひとりの実力を丁寧かつ確実に育成している。年度ごとにクラスの入れ替えがあり、T未来クラスは東大や国立医学部などの最難関大学進学、未来クラス・開智クラスは国公立大や難関私立大進学を目指す。

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<表の見方>

首都圏の学習塾にアンケートを実施し、312学習塾の塾長、教室長から回答を得た。項目別に学校を5校連記で記入してもらい、最初の一貫校を5ポイント、次を4ポイント…として集計した。
無印は公立、◎印は私立を表す

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