女子聖学院中高と東邦大学看護学部が高大連携協定を締結
写真=安藤守校長(左)と 荒木暁子学部長(右)
女子聖学院中学校高等学校(校長:安藤守)と東邦大学看護学部(学部長:荒木暁子)は、看護学分野における教育の充実と向上を目指し、高大連携協定を締結した。締結式は2025年1月21日(火)に行われた。
この協定は、高校生が看護学分野への理解を深め、進路選択の参考となる学びの機会を提供することを目的としている。具体的には、高校での健康課題に関する教育の充実を図り、高校生が自身の生命や生活に影響を及ぼす健康課題について主体的に考え、対応する力を育むとともに、看護学への関心と意欲を高めることを目指す。
連携事業としては、大学教員と高校教員の交流による教育内容の協力や、大学教員や学生の高校への派遣、大学キャンパスでの看護学教育の実践などが挙げられる。また、自由研究や課題研究において両者の施設や設備を活用した共同学習の場を提供するほか、生徒が大学の教育事業に参加する機会も設けられる。
今回の協定締結により、女子聖学院中高の生徒たちは、看護学分野の専門的な学びに触れることで、新たな視野を広げるとともに、未来の進路を主体的に考えるきっかけを得ることが期待される。一方、東邦大学看護学部にとっても、高校生との交流を通じて教育内容の向上や看護学の魅力を広める貴重な機会となる。