芝浦工業大学附属中学校・高等学校の電子技術研究部が、ロボカップ世界大会で総合優勝
芝浦工業大学附属中学高等学校の電子技術研究部が、7月4日~10日にフランスのボルドーで開催されたロボカップ世界大会で総合優勝を果たした。成績は以下の通り。
○ 総合成績(3位まで)
INDIVISIUAL TEAM FIRST PLACE 世界大会総合優勝
○ スーパーチーム(1位のみ5チーム)
SUPER TEAM FIRST PLACE 優勝
○ 部門賞(4種類)
OUTSTANDING DESIGN AWARD 受賞
○ 試合優勝(1位のみ)
INDIVISUAL GAME CHAMPION 優勝
ロボカップ総合成績基準
1) 競技成績が3割程度の評価
2) ハードソフトの技術面の評価
3) ポスターとインタビューの評価
以上、3点の評価を総合し、世界大会での順位が決定する。
同部では、プログラミング、ロボット制御、ドローン制御、3DCAD、3Dプリンター制作、H P制作、動画編集、音楽制作、ゲーム制作、V R/A Rなど、デジタルツールを使用し、「研究と社会貢献」を活動理念に掲げている。自分が興味のあることを追求し、そのプロセスで身についた知識や技術を誰かのために役立てるという目標のもと、活発に活動を行っている。
また、競技会への参加や財団への競争的研究費の申請、研究プロジェクトの活動、小学生向けのワークショップの開催などを通じて、社会性や主体性を育てることも重視している。
今回の世界大会での総合優勝を皮切りに、ますますの活躍が期待されるであろう。