関西大学初等部・中等部・高等部が4月13日から休校期間中のオンライン学習を実施

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関西大学初等部・中等部・高等部が4月13日から休校期間中のオンライン学習を実施

関西大学初等部・中等部・高等部(大阪府高槻市)では、新型コロナウイルスの影響による5月6日までの休校期間中に、全学年においてオンラインによる遠隔学習を実施する。4月13日から特別時間割を組んで開始し、児童・生徒約1,150人が自宅で学習を行う。

【本件のポイント】
○休校により登校ができない期間、初等部から高等部までの全学年においてオンライン学習を実施
○児童・生徒全員がiPad等を所持。ZoomやGoogle Classroom等を活用した双方向型の学習
○関大初等部は、日本の小学校で唯一の「Apple Distinguished School(ADS)」に認定されている

今年3月の休校期間中に、中・高等部の全学年および初等部の一部で開始したオンライン学習を、休校期間延長に伴い、4月13日からは初等部の全学年にも拡大して実施する。学習形態は児童・生徒と教師による双方向型で、課題に取り組んだり意見を出し合ったりすることが可能である。

■ 使用するツールは、オンライン会議システムのZoomやGoogle Classroomなど
初中高等部では先進的なICT教育を展開しており、初等部3年生以上および中・高等部生は一人1台のiPadまたはMacBookを個人で所有している。初等部1・2年生については学校から貸出対応を行い、全学年においてオンラインツールを駆使した遠隔学習ができる環境を整えた。
 
■ 国内の小学校で唯一のアップル認定校である関大初等部
初等部はApple Distinguished School(ADS)2018-2021として認定されている。ADSはテクノロジーを活用した革新的な取組みを展開している教育機関が認定されるものであり、初等部が実施している研究発表会には全国から毎年800人以上の参加申込があるなど、同校の「思考力の育成」を軸にした教育は多くの注目を集めている。また、中・高等部においても思考を深めるためのツールとしてICT機器を活用しており、探究能力やコミュニケーション能力の育成を進めている。
 
■ 予定している学習の実践例
※基本的に各自がデバイスを2台使用((1)テレビモニター (2)教材配信・課題提出)
<初等部>
・読み聞かせ動画(YouTube限定配信)の活用
・英語のスキット練習(話す、聞く、書く能力を鍛える)動画の配信
・Zoomとロイロノートを活用した双方向型オンライン学習 など
 
<中・高等部>
・Google Classroomを利用した、教材(動画も含む)提示と課題提出
・Quizletを使用した基本英単語・フレーズ練習
・ラジオ体操を練習し、練習成果を動画で撮影して提出 など