東京家政大学とソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが産学連携事業「カラダに美味しい朝食を食べよう!」をチサンホテルズで実施中 — 栄養学を学ぶ学生がビジネスホテルの朝食に栄養アドバイス

東京家政大学とソラーレ ホテルズ アンド リゾーツが産学連携事業「カラダに美味しい朝食を食べよう!」をチサンホテルズで実施中 — 栄養学を学ぶ学生がビジネスホテルの朝食に栄養アドバイス

東京家政大学(東京都板橋区)では、ソラーレ ホテルズ アンド リゾーツ株式会社(東京都港区)との産学連携事業として、同社が国内外で展開している「チサンホテルズ」のうち29軒で「カラダに美味しい朝食を食べよう!」プロジェクトを行っている。働き盛りの大人の食育にコミットする8つの健康テーマを設定し、栄養学を学ぶ学生27名がアドバイスを担当。10月31日から対象ホテルの朝食ビュッフェで学生がコメントを作成した”栄養POP”が掲出されている。

このプロジェクトは、ホテルのサービスを通じて働き盛りの大人の食育にコミットすることを目的として、2022年5月に始動した。新型コロナウイルスの蔓延により、ビジネスマンなども出張先で夜の会食を自粛し、朝食をしっかり食べる人が増えており、これまで以上に免疫力や健康への関心が高まっていることが背景となっている。

プロジェクトには、栄養学を学ぶ学生27名が参加。健康テーマとして「1.野菜不足が気になる」「2.目の疲れが気になる」「3.身体の冷えが気になる」「4.筋力不足が気になる」「5.スタミナ不足が気になる」「6.血液のドロドロが気になる」「7.タバコの吸いすぎが気になる」「8.骨量が気になる」の8つを設定。企業と連携した意見交換、勉強会(グループワーク)などを重ね、提供する朝食について栄養的観点から”栄養POP”のコメントを作成した。

ホテルの利用者は、どのメニューがどの健康テーマにマッチするのかがわかる”栄養POP”を見ながら、その日の体調などに合わせたメニューを選ぶことができる。