川村学園女子大学が産学連携による「東京都産ブルーベリー」メニューを期間限定販売
川村学園女子大学 観光文化学科(学長 西川誠/東京都豊島区)は、ネイバーズファーム(代表取締役 川名桂/東京都日野市)との産学連携プロジェクトの中で、目白のカフェと協力して東京都産ブルーベリーを使用した商品を提供している。
同学科では6年前から授業「観光文化実践IX」の一環として産学連携に取り組んでいる。この科目では、学科の講義で学んだことを観光ホスピタリティ産業で実践し、企業や地域との結びつきの中で社会人基礎力も含め、問題解決力や実践力を身に付けることを目的としている。
今年度は、2、3年生 32名が参加し、東京都日野市の農園、ネイバーズファームの協力のもと、東京都が生産量日本一を誇るブルーベリーのマーケティングを実施した。その結果、東京都は食糧自給率が低いうえ、東京都産の農作物は仕入れ値は高いもののブランド力が低い、デパートやスーパーにはごくわずかな商品しか出回らないという現状が浮かび上がった。さらに、持続可能なフードシステムを守るためには、消費者が「食を取り巻く環境に配慮した消費行動」を行うことが重要であるとの気づきを得た。東京都の人が、東京都産の農作物を食べることが、農業や持続可能なフードシステム守るうえで重要であると考えから、東京都の人々に生産量日本一を誇るおいしい東京都産のブルーベリーを食べてもらいたいという学生の思いが高まり、キャンパスのあるJR目白駅周辺のカフェ、3店舗の協力を得て、期間限定で東京都産のブルーベリーを使用した商品を提供することが決まった。ブルーベリーは、学生が農園で収穫したものを使用している。
■ブルーベリーを使ったスイーツを目白近隣のカフェにて販売
飲食店の協力先の選定や依頼も学生が担当。東京都産農作物を使った商品を販売する社会的意義などをプレゼンテーションして協力依頼を行った。以下の店舗にて販売を行う(現在、1店舗にて販売中)。
■協力店舗
・1店舗目 cafe & studio nest(東京都豊島区目白4-4-1-101)
同店舗は、手作りパイが人気のお店であり、収穫直後のフレッシュなブルーベリーを使用しオーナーがブルーベリーパイを制作。学生が試食を行い意見交換し、改良したものを商品化した。
・2店舗目 CAFE CUPOLA mejiro(東京都新宿区下落合3-21-7 目白通りCHビル1F)
10月以降の販売を予定し、現在、学生と店舗が意見交換しながらメニュー開発中。
・3店舗目 カフェアコリット(東京都豊島区目白3-4-15 プラネット目白B1)
11月以降の販売を予定し、現在、学生と店舗が意見交換しながらメニューを開発中。
■販売中の店舗とメニュー
・店舗名: cafe & studio nest(東京都豊島区目白4-4-1-101)
・メニュー名: 「ブルーベリーパイ」
・価格: 700円(消費税込み)
・公式ホームページ: https://www.mejiro-nest.com/menus
・販売期間: 2022年9月末まで(※売り切れの場合あり)