関西学院大学と日本IBM、 「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版」を企業、自治体、大学向けに提供開始

関西学院大学と日本IBM、 「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版」を企業、自治体、大学向けに提供開始

関西学院大学(兵庫県西宮市 学長:村田治)は、日本アイ・ビー・エム株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:山口明夫)と共同で開発した「AI活用人材育成プログラム バーチャルラーニング版(以下、VL版)」を、企業や自治体、大学向けに有償提供する。提供開始時期は2021年7月から。

VL版は、初学者でもAI活用の実践的な知識・スキルを体系的に修得できるように設計された「AI活用入門」、「AI活用アプリケーションデザイン入門」、「AI活用データサイエンス入門」の3科目(1科目20時間程度)で構成されており、すべてをオンライン(オンデマンド)で開講する。提携する企業や自治体に所属する社会人は、時間や場所の制限なく、いつでもどこでも何度でも受講することが可能だ。また、チャットボットで、学習者の質問に回答する仕組みを構築している。

本プログラムを関西学院大学が企業や自治体、大学向けに提供を開始することで、2024年度に受講者を年間5万人へと拡大し、デジタル変革の推進を担うAI人材の創出に貢献することを目指している。

受講時間は、1科目あたり20時間程度で構成。単元ごとに設定されているオンラインテストを一定の正解率でクリアすれば合格とし、修了証とオープンバッジが発行される。価格は1科目につき20000円/年(税込22000円)、同じ科目の2年目以降の再受講は6000円/年(税込6600円)で履修可能。

すでに2021年度は年間5000人の社会人の受講利用を見込んでおり、本年7月より大同生命保険株式会社が本社職員1500人の受講を予定している。