東京経営短期大学と株式会社ホテルオークラが産学連携協定を締結 — 2021年度より経営総合学科に「観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura」を開設

東京経営短期大学と株式会社ホテルオークラが産学連携協定を締結 — 2021年度より経営総合学科に「観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura」を開設

学校法人創志学園東京経営短期大学(所在地:千葉県市川市、学長:増田哲也)は2020年8月1日に株式会社ホテルオークラ(所在地:東京都港区、代表取締役社長:荻田敏宏)と産学連携協定書を締結。2021年度から、同大経営総合学科に「観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura」を開設する。「ホテルオークラ」の名称が入る新コースでは、双方の強みを活かし、日本の観光業が誇るホスピタリティマインド(おもてなしの心)とビジネスマインドの両面を備えたホテルマン・ウーマンの育成を目指す。

東京経営短期大学の所在する千葉県は、国際空港のある成田や房総地域、舞浜周辺など、日本を代表する観光エリアを抱える観光立県である。
観光業が重要な産業の一つとなっている地元・千葉県の特徴を活かすとともに、観光振興を担う人材育成についての地元からのニーズに応えるべく、同大はこのたび新コース「観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura」を開設する。

「ホテルオークラ」の名称を冠する新コースでは、日本の観光業が誇るホスピタリティマインドと、ビジネスマインドの両面を備えたホテルマン・ウーマンの育成を目指す。特に、ホテルマン・ウーマンの所作やサービススキルなどの基礎基本、および現場から学ぶ実践知(インターンシップ)については、オークラグループで長年培われた”おもてなし”の教育ノウハウを活用し、両者が連携して指導を行っていく。

観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura の特色

1.一流の”おもてなし”を学ぶ
世界のVIPが高く評価するホテルオークラのVIP対応、伝統に裏づけされたホテルオークラの”おもてなし”を、現役のホテルマン・ウーマンから直接学ぶ。学内に新たに設置する「リアル実習室」では、レストラン・宴会、フロント、宿泊部門の現場力を養う。

2.オークラグループのインターンシップで実践力を学ぶ
ホテルオークラグループは、国内52ホテル、海外26ホテルを展開中。さまざまなエリアやロケーション、また、階層ターゲット別のホテルでのインターンシップ経験を通じて、自分自身の特性を把握する。希望者は、ハワイの提携大学やスイスの名門ホテルスクール「エコール・ホテリエ・ローザンヌ」への短期留学を選択することができる。

3.ビジネスマインドを学ぶ
同コースでは、ホテルオペレーションに関するサービス技術だけでなく、ホテルに関する経営知識も学ぶ。同大の教育的強みを活かし、カリキュラムは、必要とされる語学や簿記会計等の科目も効率的に修得できるよう構成している。さらに、資格取得に関しては既設の学内塾を通じて取り組むことができる。

【株式会社ホテルオークラについて】
東京経営短期大学と株式会社ホテルオークラが産学連携協定を締結 -- 2021年度より経営総合学科に「観光ホスピタリティコース supported by Hotel Okura」を開設

株式会社ホテルオークラは1958年に設立、1962年にフラッグシップホテルである「ホテルオークラ東京」を開業した。資本金30億円。「Best A.C.S.」(A:Accommodation、C:Cuisine、S:Service=最高の設備、最高の料理、最高のサービス)を企業理念とし、現在では、ホテル事業およびホテル関連事業会社の所有・管理、ホテル事業(開発・運営)に関するコンサルティングなど、幅広く事業展開している。

同社は日本国内だけではなく海外の国々と質の高いグローバル・ネットワークを築いてきた。日本文化のきめ細やかな心くばりとヨーロッパやアメリカの機能性を融合させた「オークラ」のおもてなしは、世界中にくつろぎと快適な空間と時間を提供する。

現在、オークラホテルズ&リゾーツとして、オークラヘリテージ、オークラプレステージ、ホテルオークラの3ブランド、ニッコー・ホテルズ・インターナショナルとして、グランドニッコー、ホテルニッコー、ニッコースタイルの3ブランド、これにホテルJALシティを加えた7ブランドを展開しており、子会社である株式会社オークラニッコーホテルマネジメントにより、国内52、海外26の合計78ホテル、総客室数24,350室を運営している。

また、1962年に開業したホテルオークラ東京本館を建て替え、新たなフラッグシップホテル「The Okura Tokyo」を2019年9月に開業している。

HP: https://theokuratokyo.jp/

【東京経営短期大学について】
1992年4月、千葉県市川市に開学した東京経営短期大学は、村田簿記学校をルーツに持ち、創立以来「有算者勝」(算あるは勝つ)を教育理念に掲げて簿記・会計分野の草分けとして歩んできた。実践的キャリア教育を重視し、現在も経営総合学科の学生の卒業時の簿記資格取得率は概ね8割に至っている。

2016年より経営を引き継いだ学校法人創志学園は、同短期大学のほか、全国で 4 年制大学、専門学校、高等学校等を設置運営している教育グループであり、国際交流分野においても、ニュージーランドやベトナム、ハワイなどに独自の教育機関や現地オフィスを置き、国際舞台で活躍できるグローバル人材の養成に顕著な活動実績を有している。

同短期大学は、2017年には近隣地域からの保育者養成ニーズに応え、こども教育学科を設置。また、グローバルスタディセンター(留学生別科)には常時50名程の留学生が在籍し、アジアからだけでなく欧米からの留学生も積極的に受け入れている。海外の教育機関との教育連携も活発に行っており、とりわけ、スイスの名門ホテル学校「ローザンヌ・ホテルスクール」とは、同コースにおいて希望者を対象にした短期留学を計画している。

HP: https://www.tokyo-keitan.ac.jp/