大谷大学が2021年4月「国際学部 国際文化学科」を新設 ―国際都市“京都”を舞台に、内なるグローバル化が進む多文化社会で幅広く活躍できる人物を育成

大学改革 大学プレスセンター
大谷大学が2021年4月「国際学部 国際文化学科」を新設 ―国際都市“京都”を舞台に、内なるグローバル化が進む多文化社会で幅広く活躍できる人物を育成

大谷大学(所在:京都市北区小山上総町/学長:木越康)は、現在の文学部国際文化学科を改組し、2021年4月、国際学部国際文化学科(仮称:入学定員100名)の設置を構想している。
※設置新設構想中。新学部学科名称はいずれも仮称。計画内容は予定であり、変更することがあります。

大谷大学は1665(寛文5)年、京都・東六条に開創された東本願寺の学寮をその前身としており、浄土真宗の宗祖である親鸞聖人の精神に基づき、“人材”ではなく“人物”の育成を目標とする学び「人間学」を教育・研究の指針として掲げている。

経済のグローバル化が進み、多くの日本人や日本企業が世界で活躍する一方で、全国的な在留外国人数の増加などを背景に、内なるグローバル化が進んでいる。

新学部では、グローバルな世界とローカルな地域社会を結びつける「グローカル」な視点に立ち、身近な他者を尊重し、多文化共生のために幅広く活躍できる人物の育成を目指している。

体験に基づく学びを重視し、従来の留学、文化研修や語学研修などを学科科目とすることに加え、フィールドワークや合宿などを取り入れ実践的に英語を学ぶEnglish Workshopの実施、さらに初修外国語の語学集中科目やフィールドラーニング系科目を新設する。

<国際学部国際文化学科の理念>

身近な他者に気づき、寄りそい、共生できる人を育てる


<国際学部国際文化学科の特徴>

異文化という鏡で自文化を見直しながら、多様な文化を人生と社会の豊かさにつなげる方法を探求する。
英米、西欧、東アジアの文化や社会を深く理解し、世界から日本を、日本から世界を見る複眼的学びを通して、幅広い視野と柔軟な思考力を培い、国際コミュニケーション力を養う。


(1)京都、国内で国際体験
【学内国際体験】
授業での国際体験をはじめ、授業外イベントなど、授業内外で留学生やネイティブ・スピーカーとの豊富なコミュニケーション機会の創出
【地域国際体験】
京都を訪れている外国人や留学生と接するフィールドラーニングや、留学生との交流合宿など体験型の授業を実践

(2)GLOBAL SQUARE(語学学習支援室)
留学や語学学習、留学生との交流に興味のある学生をサポートするための支援室を設置している。

(3)海外で国際体験
短期語学・文化研修(2~3週間)や、長期留学(6ヶ月~1年間)など幅広く設定。

<国際学部国際文化学科 概要>

【学部名称】国際学部 (仮称)
【学科名称】国際文化学科(仮称)
【入学定員】100名
【専門コース(2年次から)】
・英語コミュニケーションコース
・欧米文化コース
・アジア文化コース
【取得学位】 学士(文学)
【取得可能な免許・資格】
 中学校教諭一種(英語)※、高等学校教諭一種(英語)※、学校図書館司書教諭(教員免許状取得前提)、図書館司書、文書情報管理士2級、ファイリング・デザイナー検定3級、真宗大谷派教師、社会教育主事任用資格、社会福祉主事任用資格、博物館学芸員
 ※教職課程認定申請予定
【卒業生の想定進路】
 観光業(旅行会社、ホテル、旅館業)、航空会社(CA、グラウンドスタッフ)、交通・運輸、外食・サービス、流通・小売、中学・高等学校教諭、国家・地方公務員、真宗大谷派宗務所 など

※詳細については大学HP(特設サイト)をご覧ください。
 http://int.otani.ac.jp/ 【特設サイト】
 http://www.otani.ac.jp/ 【大学HP】