大阪総合保育大学が2020年4月に“赤ちゃん”について専門的に学ぶ「乳児保育学科」を日本で初めて開設

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大阪総合保育大学が2020年4月に“赤ちゃん”について専門的に学ぶ「乳児保育学科」を日本で初めて開設

大阪総合保育大学(大阪市東住吉区)は2020年4月、日本初となる「乳児保育学科」を開設する。同学科は、0歳・1歳・2歳の“赤ちゃん”について、高度かつ専門的に学ぶことを目的としたもの。保育知識に加え、「赤ちゃん学」「おもちゃ学」などの分野や、乳児を対象とした「病棟保育」「小児医学」、先進的な「脳科学」など、さまざまなアプローチによる学びを用意している。なお、同大は12月15日(日)に、受験生を対象とした大学説明会を予定している。

大阪総合保育大学は、2006年に日本初の保育系単科大学として誕生した。「子どもから学ぶ」ことを重視した教育を展開し、保育・教育のスペシャリストを育成。その成果は2019年度「保育士実就職率」全国第7位、同「小学校教諭実就職率」全国第14位などの実績として実を結んでいる。

また、母体である学校法人城南学園は、保育園・幼稚園から、小学校・中学校・高等学校・短期大学・大学・大学院・総合保育研究所までを有しており、総合的な知識・スキルを身につけられる環境となっている。

こうした中で同大は、来年4月、既存の児童保育学部児童保育学科に加えて「乳児保育学科」を開設し、2学科体制となる。乳児についての専門的な学科は日本初で、保育知識に加え、さまざまな角度からの学びを用意。これまで大学院や研究所でしか学べなかった「赤ちゃん学」「脳科学」や、病院で行う病棟保育・病児保育といった子どもに関する「医療看護学」、乳児院などの児童福祉についても学ぶことができる。

さらに「子どもと1700時間プログラム」として、週に1度、乳児院や保育所などの子どもたちのところへインターンシップに赴き、実践力を養うことができる。

また、公立の保育所や幼稚園に就職するための公務員試験対策として、同大では1回生から特別講座を設置。資格・免許については、保育士や幼稚園教諭1種免許に加え、0歳から2歳の乳児について専門的に学んだことを証明する独自の資格「乳児保育士」も取得できる。

なお、同大では12月15日(日)、受験生を対象とした大学説明会を実施。大学のこと、入試のこと、学費や学生生活のことなど、さまざまな相談をすることができる。

大阪総合保育大学が2020年4月に“赤ちゃん”について専門的に学ぶ「乳児保育学科」を日本で初めて開設

◆大学説明会(受験生対象)
【日 時】12月15日(日) 10:00~11:50(受付開始9:30)
【会 場】大阪総合保育大学 A学舎 (大阪市東住吉区湯里6丁目4-26)
【予 約】不要
《スケジュール》
 9:30 受付開始
 10:00~ 大学説明
 10:30~11:10 大学施設見学1
 11:10~11:50 大学施設見学2
・入試相談・個別相談(一人暮らし相談も可)10:00~11:50


■学科で同時取得可能な免許・資格(予定)
・保育士
・幼稚園教諭1種免許
・乳児保育士(独自資格)
※その他、認定ベビーシッター、認定絵本士、社会福祉主事任用資格などが取得可能

・大阪総合保育大学(乳児保育学科の紹介ページ)
 http://jonan.jp/soho/department/department_07.html