共立女子大学が女子大初の「ビジネス学部」を2020年4月に開設
─ 幅広く確かな専門知識と、自ら主体的に動き周囲や他者を支援するリーダーシップを合わせ持った人材を輩出し、新たな時代の扉をひらく ─
共立女子大学(東京都千代田区/学長:川久保 清)では、2019年3月より「ビジネス学部ビジネス学科」の設置認可申請を行っており、このたび正式に設置が認可された。
ビジネス学部ビジネス学科は、幅広い分野での女性の社会的な活躍が強く求められる現代社会において、同大の建学の精神「女性の自立と自活」の原点に立ち返る形で満を持して2020年4月に開設される。本学部で身につけることができる、幅広く確かな「専門知識」と、自ら主体的に動き周囲や他者を支援する「世界標準のリーダーシップ」を融合させる中で、社会のどんな場所でも長く活躍できる力を持った人材を育成・輩出することをミッションとしている。
- 【基本情報】
- ◆学部/学科名称 ビジネス学部/ビジネス学科
◆開設時期 2020年4月
◆入学定員 150名
◆収容定員 600名
◆設置場所 神田一ツ橋キャンパス(東京都千代田区一ツ橋2-2-1)
◆学費 初年度納入金129万円 <入学金15万円、授業料75万円、施設設備費39万円>
◆学部長名 植田 和男
【学びのポイント1】 社会で必須となる知識
「経営」「マーケティング」「経済」「会計」をビジネスの主要4分野と位置付け、英語、法律、情報・統計などを加えて、ビジネスの基礎となる知識を1・2年次の必修科目として修得する。
【学びのポイント2】 共立リーダーシッププログラム
時には先頭に立ち、時には周囲を支え協働する。今、社会が求めるのは、プロジェクトの中で「自ら主体的に動き、周囲や他者を支援する」リーダーシップである。
チームで目標を共有し、どんな場面でも率先して関わる姿勢や相互に支援することを習慣として身につけ、一人ひとりが自分の個性を理解し発揮しながら活躍することを目指す。
【学びのポイント3】 考え続ける力を磨く実践的な経験
3・4年次のゼミナールを含む発展科目では、都心の立地を活かした「企業連携」「フィールドワーク」等を展開し、「幅広い専門科目の知識」と「自分らしいリーダーシップ」を融合させ、実践と振り返りを繰り返す中から、社会で活躍するために必要な実践力を磨く。
一人ひとりに寄り添う学びのサポートとキャリア形成支援
数学に関する入学前教育/入学後補習の充実、5限目に専門科目を配置せず日常的に授業の振り返りなどに使える「フィードバックタイム」を設けること、ロールモデル的な上級生が授業内・外のサポートを担う「LA(ラーニング・アシスタント)」制度、学修ポートフォリオによる個別指導の実現等、学びのサポートが充実。
また、2年次には将来のキャリアについて考える「サマーキャンプ(宿泊型研修)」を行うほか、担任が中心となり学びとキャリアについて定期的に全学生と面談を行う等、キャリア形成支援の体制も整える。
学校法人共立女子学園 学園長・理事長 御手洗 康 からのメッセージ
「ビジネス学部創設と大学の変革への期待」
来年4月から発足するビジネス学部の設置が9月6日文部科学大臣から認可されました。令和の初めに、明治・大正・昭和・平成と築き上げてきた歴史と伝統を発展させ、ビジネスの世界で活躍できる女性を育成する新しい学部が東京の真ん中に誕生します。
今日、情報化や国際化の進展により世界中がボーダレスになり、AIやIoTの進展等情報通信技術の革命的な進歩により急激な社会変革が進む中で、このような変化に対応できる知識や技能を備えた多様な人材が求められ、大学教育も新しい社会の変化への対応が求められています。
とりわけ、少子高齢化社会を迎えて、男女共同参画、女性活躍の加速と拡大が日本社会の持続的発展のために強く求められ、様々な分野でリーダー層として働く女性の飛躍的な増加が必要となっています。
本学はこれまで家政、文芸、国際、看護の4つの分野で、人間として大切な教養と、それぞれの専門的知識・技能を備えた社会で活躍できる自立した女性の育成を目指してきました。これに経営・ビジネスの分野が加わることにより東京駅に一番近い女子総合大学としてさらに充実した大学教育が行われるようになります。
新設のビジネス学部ビジネス学科はビジネスの場で他者と協働してリーダーシップを発揮して活躍できる自立した人間を育てることを目指しています。本学の学生はどの専門分野で学んでも、その多くは企業等のビジネスの場に就職していきます。他の学部の学生にとってもそのような中で、企業活動の中核的な内容である経営・ビジネスに関する専門学部で学ぶ学生と交流し、ビジネス分野の授業に接することは大きな刺激となることでしょう。
また、共立女子中学高等学校及び共立女子第二中学高等学校の生徒の皆さんにとっても看護学部に続いて共立女子大学への進路が大きく広がることになります。
明治という社会の転換期に「女性の自立と自活」の建学の精神を掲げて、実学と教養を兼ね備えた新しい時代に対応できる女性の育成を目指して設立された共立女子職業学校から発展してきた共立女子学園の133年の歴史を鑑みるとき、ビジネス学部の創設は建学の精神を改めて確認し、共立女子大学が日本の社会の新たな変革に適応した大学へと進化していくための一大チャンスです。ビジネス学部がその先頭に立って役割を果たしていくことを期待しています。
共立女子大学・共立女子短期大学 学長 川久保 清 からのメッセージ
「女子大学初となるビジネス学部ビジネス学科の設置」
2019(令和元)年9月6日、来年4月に開設するビジネス学部の認可がおりました。東京23区内の大学等定員管理の厳格化の中ではありますが、本学が一つひとつ、適切に準備を進めてきたことが評価され、特例として定員純増による新学部が認められました。ご尽力頂いた多くの皆様に感謝申し上げます。
1886(明治19)年の共立女子職業学校を創始とし、133年の伝統を有する本学は大学4学部・短期大学2学科の文理両領域を兼ね備えた女子総合大学として発展してきました。そして令和の時代になり来春、新しい学部として、ビジネス学部がスタートします。
このビジネス学部は、日本の女子大学初の学部であるという意味で高い先進性を有すると同時に、本学の建学の精神「女性の自立と自活」を体現する学部であるという意味で、本学の伝統を色濃く受け継ぐ学部でもあります。
新学部の人材養成目的は「ビジネスの場で活用できる知識・技能と必要な教養を身に付け、他者と協働してリーダーシップを発揮できる人材を養成する。」ことです。これを受け、ビジネス学部の教育は、主要4分野(経営、マーケティング、経済、会計)を段階的に学ぶとともに、それらの知見を活用する課題解決型学修の「リーダーシップ開発プログラム」を並行して配置しており、相互に適切な影響を与える仕組みにしています。
また、東京駅・丸の内・大手町を徒歩圏とする本学の立地は、産業界との連携によりビジネスの最先端を体感することが可能で、ビジネス社会で活躍するための実践力を修得できる最適の学びの場です。教員組織は、最新の知見に基づき、学生の熱意や向上心に効果的な刺激を与える教育を実践することはもちろん、学生が不安や悩みを抱える場合でも、担任教員による全学生対象の面談を定期的に実施し、安心して学修を進めるように支援します。
この他、得手不得手に配慮した補習プログラム、上級生によるサポートシステム、高い専任教員比率など、全学生が成長実感を得ることに責任を持つシステムを形成しています。
私は、本学の原点回帰を象徴する学部でもあるビジネス学部の有する実質を重視した教育体制が、他学部の教育にも好影響を与えるものと確信しています。
- 【募集要項・願書配付会を開催!】
- ・日時:2019年9月22日(日)10時00分~13時00分
・会場:共立女子大学 神田一ツ橋キャンパス2号館
・内容:リーダーシップ入試(AO入試)・推薦入試・商業資格入試の願書の配付
・同時開催:
学部紹介/入試概要説明(一般入試/AO入試/推薦入試/特別入試)/推薦・特別入試模擬面接(※要申込)/リーダーシップ入試詳細解説
予備校講師による入試傾向対策講座
【関連リンク】
●共立女子大学・共立女子短期大学ウェブサイト
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/
●共立女子大学 ビジネス学部ビジネス学科 特設ウェブサイト
http://www.kyoritsu-wu.ac.jp/business/
●共立女子大学 ビジネス学部ビジネス学科 デジタルパンフレット
https://frompage.pluginfree.com/weblish/frompage/5135178826/index.shtml?rep=1