芝浦工業大学と千葉大学が包括的連携協定を締結 ─ 国際プログラムの共同実施をはじめ各方面で連携

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芝浦工業大学と千葉大学が包括的連携協定を締結 ─ 国際プログラムの共同実施をはじめ各方面で連携

芝浦工業大学(東京都港区/学長:村上雅人)と国立大学法人千葉大学(千葉県千葉市/学長:徳久剛史)は包括的連携協定を締結し、6月10日に千葉大学にて調印式を執り行った。

この協定は、両大学が連携・協力を図ることにより、相互に教育・学術研究・社会貢献等の活動を一層強化することを目的としている。

この協定締結により、スーパーグローバル大学創成支援に採択されている両大学がこれまで培ってきた国際プログラムなどを共有することで、互いの強みを生かしたグローバル人材育成の取り組みに相乗効果が期待される。

スーパーグローバル大学として ~留学率100%、そしてグローバル人材育成へ各種国際プログラムの拡充~

芝浦工業大学と千葉大学は、2014年、スーパーグローバル大学創成支援のタイプB(グローバル化牽引型)に採択され、グローバル人材の育成を推進しており、共に日本人学生の海外留学を100%にすることを目標に掲げてその実現に向け全学を挙げて取り組んでいる。
これまで、両大学は同じ海外大学とのプログラムを個々に実施していたが、今後は共同で実施することにより相乗効果を図っていく予定。

千葉大学は総合大学として文系・理系の幅広い学問分野を持ち、教養教育においても留学プログラムを数多く持っている。
一方、芝浦工業大学は理工系単科大学として、工学分野の課題解決型学習(PBL)などの実績を有している。これらのユニークなプログラムを相互に提供することで、これまで以上に多様な留学を実現できるようになり、グローバル人材育成のさらなる加速が期待できる。

すでに具体的に相互提供が可能なプログラムの検討を始めており、早ければ2019年度後半からの学生の相互乗り入れによる留学や国内でのグローバルプログラムの実施を目指す。

■連携・協力事項
・教職員及び学生の相互交流に関する事項
・教育及び研究における学術交流に関する事項
・社会貢献に関する事項
・国際交流プログラムの共同開発、共同実施及び相互利用に関する事項
・施設・設備・学術研究資料等の相互利用に関する事項