東京都市大学が2020年度に建築都市デザイン学部を新設
既設の工学部と知識工学部は理工学部、情報工学部に名称変更
東京都市大学(東京都世田谷区、学長:三木 千壽)は2020年4月より、創立来長きにわたり同大の根幹を担ってきた工学部を改編し、理工学部への名称変更と建築都市デザイン学部を新設するほか、2007年開設の知識工学部を情報工学部に名称変更する。これらの改編により、同大は7学部17学科の体制となる。
東京都市大学では、建学の精神「公正・自由・自治」の下、専門性の高い総合大学として時代と社会の要請に応える人材を輩出すべく、様々な教育改革を進めるとともに、国際化などへの挑戦を全学一丸となって進めてきた。
来たる2020年度には、創立来、長きにわたり同大の根幹を担ってきた工学部を改編し、理工学部への名称変更と建築都市デザイン学部を新設するほか、2007年に開設の知識工学部を情報工学部に名称変更するなど、満を持して大掛かりな学部学科の改編を行う。
これにより、学部学科の名称から教育研究の方向性や全体像を想起しやすくするとともに、学部と大学院との連接関係をより一層明確にする。
2020年度からは、これまでの6学部17学科から7学部17学科の体制となる。
名称変更
■理工学部(現:工学部)
工学と理学を融合し、教育理念「理論と実践」に基づき、時代のニーズを見据えた、「ものつくり」のエキスパートの育成を目指す。これまでの工学系6学科に加えて、理学系の自然科学科を新設し、7学科の体制となる。
【学科・定員】
・機械工学科 120名
・機械システム工学科 110名
・電気電子通信工学科 150名
・医用工学科 60名
・エネルギー化学科 75名
・原子力安全工学科 45名
・自然科学科(※新設、現:知識工学部 自然科学科) 60名
■情報工学部(現:知識工学部)
情報・IoT・人工知能(AI)・ビッグデータ解析技術で「超スマート社会」の実現に貢献する人材の育成を目指す。2学科の体制となる。
【学科・定員】
・情報科学科 100名
・知能情報工学科 80名
新設
■建築都市デザイン学部
建築・都市工学の専門能力やデザイン能力を含む問題解決能力を備え、社会の可能性を拡げることができる人材の育成を目指す。従来の工学部から建築学科と都市工学科を独立させ、新設した学部。2学科の体制となる。
【学科・定員】
・建築学科(※新設、現:工学部 建築学科) 120名
・都市工学科(※新設、現:工学部 都市工学科) 100名
■参考:東京都市大学受験情報ポータルサイト
https://www.comm.tcu.ac.jp/nyushi/exam/restructuring/2020-2/