関東学院大学が宮城・尚絅学院大学と交流協定を締結 ─ 国内留学の相互受け入れを推進

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関東学院大学が宮城・尚絅学院大学と交流協定を締結 ─ 国内留学の相互受け入れを推進
規矩大義関東学院大学学長(左)と合田隆史尚絅学院大学学長(右)=写真

関東学院大学(本部:横浜市金沢区/学長:規矩大義)は、尚絅学院大学(本部:宮城県名取市/学長:合田 隆史)との間で「大学間交流協定」を締結。4月23日(火)には両大学の関係者が出席し、尚絅学院大学で協定の調印式を執り行った。今回の協定締結で、両大学で1年間の学生の受け入れ体制を整え、学生の派遣・受け入れについて、2019年度秋からの実施を目指す。

関東学院大学は、尚絅学院大学が派遣する学生に対しては、首都圏の立地を生かして、社会と連携した学びを提供していく。関東学院大学が派遣する学生も、尚絅学院大学で東北地方の風土・文化や地域課題を学び、視野を広げ見識を深めていく。

関東学院大学と尚絅学院大学は、ともに米国のキリスト教プロテスタントの団体であるアメリカン・バプテストの宣教師によって明治時代に創立された学校に端を発するミッションスクールである。

キリスト教を建学の精神に掲げ、共通の理念のもとこれまでにも密接な関係を築いてきたが、今回交流協定を締結することで、より具体的な学生間の交流を進めていく。また、職員間の交流についても検討を進める。

なお、関東学院大学が同様の協定を締結するのは、沖縄大学、札幌学院大学につづき3例目。

○ 関東学院大学 規矩大義学長コメント

これからの時代の大学間の連携は、具体的な取り組みが目に見えて、目の前の学生たちにとって得るものがあるものでなければなりません。そうした取り組みを目指し、両校の交流を深めていければと考えています。

○ 尚絅学院大学 合田隆史学長コメント

教室のなかで理論だけを学ぶのであれば、どこでも構いません。大学の値打ちは、人であり、フィールドにあります。今まで以上に豊かで多様性のある環境を、学生や教職員に提供できると期待しています。

[関東学院大学]
1884年創立の横浜バプテスト神学校が源流。旧制の経済専門学校と工業専門学校を母体に、1949年に新制大学として関東学院大学を設置。現在では、11学部大学院5研究科を設置する。学生数11,139 名(2018年5月現在)。

[尚絅学院大学]
1892年に女性宣教師たちにより尚絅女学会として創立。その後、1950年に尚絅女学院短期大学を設置。2003年には尚絅学院大学を設置する。現在では、大学3学群5学類、大学院1研究科体制で教育研究に取り組む。学生数2,041名(2018年5月現在)。