早稲田大が2032年の創立150周年に向けたプロジェクトをスタート。10月19日(日)に周年記念事業のオープニングセレモニーが執り行われた。セレモニーは「ホームカミングデー」の記念式典と同時に行われ、多くの卒業生の前で150周年に向けた取り組みのスタートが宣言された。
1882年に創立した同大の150周年は2032年でまだ7年あるが、見据えているのはその先の2050年。田中愛治総長が掲げる長期ビジョンも「Waseda Vision 150 and Beyond」で、150周年は2050年に向けた変革の節目と位置づけている。
創立者である大隈重信は、「一身一家一国のためのみならず、進んで世界に貢献する抱負が無ければならぬ」と説いた。150周年記念事業では、その理念に立ち返り「世界人類に貢献する大学」へと進化していきたいとしている。
記念事業の柱となるのが「研究」「教育」「貢献」。その中核拠点として「Global Research Center」(研究)、「Global Education Center」(教育)、「Global Citizenship Center」(貢献)も整備された。これら3つのグローバルセンターが連携し、総合知によって世界人類に貢献していく考えだ。
