コロナ禍で続く学生の経済的困窮を打開–東京経済大学が大学補助により大学食堂の全メニューを30%値引き

大学改革
コロナ禍で続く学生の経済的困窮を打開–東京経済大学が大学補助により大学食堂の全メニューを30%値引き

東京経済大学(東京・国分寺 学長:岡本英男)は、大学生活協同組合が運営する大学食堂で提供される食堂の全メニューとお弁当に対し、大学が生協に補助を行うことで、価格より30%引きの価格で利用が可能になった。

新型コロナウイルスや戦争における世界経済の変動により原油をはじめ価格高騰にあえぐ社会情勢の中、様々な品目において値上げが行われ、学生の生活に直接かかわる生活用品や食材、外食産業等の値上げも多数見受けられる。

その煽りを多大に受け経済的に困窮する学生も多く、生命活動に欠かせない「食」に関しても費用を削減し生活を切り詰める傾向にある。心身の健康を保ち生活の質の向上につなげることで、健全な学生生活を送って欲しいという考えから、同制度の実現に踏み切った。

なお、2013年度より父母の会協力のもと実施している「100円朝食」も継続して行われる。


【大学食堂全メニュー提供価格30%値引きについて】

【目  的】生活に欠かせない「食」を通じて学生に直接的支援を行い、心身の健康維持と生活の質の向上に寄与し、健全な学生生活を送れるよう支援する
【内  容】大学食堂が提供する全メニューならびに販売するお弁当の提供価格の30%値引き
【期  間】第2学期開始日2022年9月21日(水)から当面の間(期間未定)
       ※ 9月13日(火)から9月20(火)まではテスト運用期間
【対  象】東京経済大学食堂のすべての利用者
【対象品目】東京経済大学生活協同組合が提供する大学食堂の全メニュー
      大学食堂が販売を行うお弁当全品
      ※ 購買部の生協調理以外のお弁当は対象外
【場  所】東京経済大学 国分寺キャパス 葵陵会館内 大学食堂